8日、定例会見。12月 8 日太平洋戦争勃発 80 年にあたり「憲法改悪許さない」決意を表明

2021年12月9日

 

8日、国会内で定例記者会見を行いました。

私は、冒頭に「80年前の今日・12月8日は、アジア太平洋戦争が始まった日。重要な日だ」として、「『政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることがないようにすることを決意し』としてつくられたのが憲法だ」と述べました。
そして、「いま、憲法9条改憲と一体の大軍拡という危険な局面を迎えている」と指摘。

「わだつみの悲劇を繰り返すな」を政治信条としてきた私としては戦争への道という危険な動きを看過できない。
政府がやろうとしている大軍拡と9条改憲の動きの危険な局面について、今日・12月8日という日を期して、憲法改憲反対の国民的な大運動を盛り上げていくと表明しました。

 

 

さらに、衆院本会議で、自民党・茂木敏充幹事長の代表質問で、軍事費について、「GDP費1%枠という、従来の考え方にとらわれずに拡充」を求めたことを厳しく批判。

私は、7000億円軍事予算を補正で組み、さらに一層の大軍拡を進める危険な動きと一体に、コロナ危機に乗じて火事場泥棒的に『緊急事態対応』を含む4項目の改憲の議論を『国会議員の責任』などと言って、公然とけしかけていることに「深い憤りを覚える」と述べ、「国民的な反撃で打開し、9条改憲と大軍拡を阻止し、憲法が生きる政治をつくっていきたい」と強調しました。

 

 

記者団からは、野党共闘と野党国会対策委員長会談について、ウイグル自治区、香港などの人権問題に関連しての国会決議・議員連盟の決議の動きについて、本会議質疑についての感想、岸田内閣の10万円給付について、文書通信交通滞在費の改正問題などの質問があり、それに答えました。