定例会見。泉健太氏の立憲民主党代表就任に祝意を表す。記者団の質問に答える。

2021年12月2日

 

12月1日、もう師走になりました。国会内で定例記者会見を行いました。

私からは、立憲民主党の代表選挙で、泉健太衆院議員をが選出されたことについて、祝意を以下のように述べました。

泉さんは、私と同じ(京都の)立命館大学出身。先輩・後輩にあたります。あらためて祝意を申し上げます。
そして、この間、築き上げてきた共闘をさらに前に進めたいと思っています。もともと前回の選挙をはじめとして、さまざまな紆余曲折はありましたけれども、野党の共闘という立場で、努力をしてまいりました。それを実らせるために今後も腹を割って、きちんと臨んでいきたいと考えております。

立命館大学で学んだ者として、平和と民主主義、これを守るということで、交流をしてまいりました。そういうものが実るような形で祝意を申し上げ、これからも今の自・公政治を変えるために、ともに力を尽くしていきたいと考えています。

 

 

 

 

記者団からの質問は、立憲民主党の代表選挙に関連して「野党共闘のあり方について」「参院選に向けた共闘について」、22年以降の衆院選で総務省の国政調査によって「小選挙区数が10増10減となることが確定したことについて」などがありました。

地元紙からは、同じ立命館大学出身の市田忠義参院議員(党副委員長)の勇退についての質問も寄せられました。

 

 

 

 

小選挙区数が「10増10減」になることについて
制度の根本的問題が明るみに出た。この制度を維持する限り、異常で不自然な線引きが強いられる。現在の選挙制度が投票権の平等という原則に矛盾する弊害がある。

現在の小選挙区制度の下では、いわゆる「死票」が投票の過半数になることなど、民意を正しく反映しない根本的な欠陥がある。

小選挙区制度の根本的問題点があるという根本に遡って議論する必要があると思う。比例代表選挙かつての中選挙区制度など、今日の多様な民意を正しく反映させるにはどういう制度が良いか改めて検討すべき時期にきていると思うと述べました。