京都市南区後援会「総選挙報告集会」であいさつ。活発な意見交換を行う。

2021年11月14日

 

12日、特別国会閉会後、京都に急ぎ帰り、南区日本共産党後援会主催の「総選挙報告集会」に参加。
報告を兼ねたあいさつを行いました。

報告集会には、井上けんじ、森田ゆみ子の両京都市会議員も参加し、発言しました。

 

 

私は、まず「南区の皆さんの奮闘に心から感謝します」として、「目抜き通りに後援会事務所を構え、拠点として活動していただき、3回開催した屋内演説会の熱気・企画内容も素晴らしく、候補者として、すがすがしくたたかい抜くことができました」と、お礼を述べました。

 

 

そのうえで、「総選挙の結果をどう見るのか。これは、冷静に、科学的に、次につながるように見る必要がある」として、「野党共闘の確かな成果に、大局的確信を持とう」と3つの点を訴えました。

第一は、「全体をどう見るか」として、志位委員長の国会議員団総会での挨拶の内容を紹介。「自民前進、維新飛躍、野党惨敗」というマスメディアの宣伝に惑わされないこと、第二に、最新の「赤旗日曜版」で中島岳志・東工大教授(政治学)が述べている「支配勢力が一番恐れているのは、野党共闘」「問題は、野党共闘が徹底できななかったことこそが問題」との指摘の意味について詳しく説明して、第三に、「野党共闘の成果と課題」について、候補者としての実感も交え報告しました。

 

 

特に、「野党共闘の第一歩を踏み出したことの歴史的意義」とともに、「時間的にも野党共闘の大義と魅力を伝え切れなかった」ことを強調。

岸田内閣との闘いと今後の活動について」について、支持をいただいた方に対し、いまこそ「折り入って選挙報告」に取り組みつつ、岸田政権による、①沖縄に対する強権政治、②気候危機に対する無責任な対応、③憲法改正をめぐる新しい危険、④来夏の参院選挙目当ての「ばらまき」政策への対応について、「大いに対話を広げ、新たな国民運動を起こしていこう」と提起しました。

また、選挙戦で、新しく党への注目を高めている若い世代などへの「党勢拡大で大いに打って出よう」と呼びかけました。

 

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会場からは、選挙戦を戦ったことを踏まえて、「こくたさんへの一票を実現するために介護現場の他府県まで連絡し、郵送投票のやり方まで教えてもらって」、「『手づくり演説会』と和ましてくれ、こくたさんの人柄がわかった」「他の行政区での街頭演説の工夫などを学んで生かそう」「要求に基づく住民運動を起こして地道に支持者を増やしていこう」「『維新』が組織政党になってきている」「マスメディア対策が必要では」「支配層・権力の側の最終盤の必死の動きがつかめていなかった」「4年前との比較はよくわかった」等々、その奮闘ぶりと努力の内容がよく分かる発言が相次ぎ、率直な意見も出され、有意義な会合となりました。