「阿弖流為・母禮(アテルイ・モレ)の碑」法要に参列

2021年11月14日

 

13日、京都・清水寺境内にある北天の雄、「阿弖流為・母禮(アテルイ・モレ)の碑」法要に参列しました。

この「アテルイ・モレの碑」は、私が京都市会議員時代に、清水寺への建立に協力した経緯があり、法要には毎年参加しています。

清水寺は、50年に一度の大修理を終え、美しい姿を見せていました。

 

 

紅葉の見頃には少し早かったのですが、法要の前に、故・蜷川虎三京都府知事が揮毫した石碑の前で。
碑には「道はただ一つ その道をゆく 春」としたためてあります。

 

 

法要の読経は清水寺の森清範貫主が行い、私も奈良時代から平安時代初期にかけ、私の故郷である岩手県奥州市(旧水沢市)を舞台に、京の都から派遣された坂上田村麻呂らと激しく戦った阿弖流為らの雄姿に思いを馳せ手を合わせました。

 

 

 

法要には、全国から来られ、参加は80人を超えましたが、全員で記念撮影

 

 

森清範貫主を真ん中に、岩手県から駆け付けた小沢昌記・奥州市長と。

 

 

関西アテルイ・モレの会の和賀亮太郎会長、関西奥州会の及川光夫会長らも加わって。

 

 

法要の後は、森貫主による法話が行われました。午後は「昼食会」が開催されました。ご指名により私が乾杯(お茶ですが)の音頭をとりました。

私は、総選挙の結果についても一言述べた上で。「岩手県にゆかりの深い作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが、先日、お亡くなりになったが、彼女からは『青春とは愛と革命』『忘己利他』(もうこりた)との言葉を教えていただいた」、「来年の私の絵馬は『忘己利他』としたためたい」、「県人会やアテルイ・モレの会、ご参会のみなさんのご多幸とご健勝を祈念して乾杯」と簡潔に、挨拶しました。