5野党国対委員長、臨時国会召集問題で大島衆院議長に申し入れ

2015年11月30日

30日、日本共産党、民主党、維新の党、生活、社民の5野党の国会対策委員長は、大島理森衆議院議長に面談し、国権の最高機関の長として、安倍内閣に対して憲法を遵守し、速やかに臨時国会を召集するよう働きかけるよう要請しました。301621kokkai11862

 

 

10月7日11月12日と野党5党は、憲法53条に基づいて臨時国会の召集を安倍内閣に求めてきました。10月21日には議長への要望書も提出してきました。

にもかかわらず、安倍内閣は応じない姿勢を示しています。5野党は、内閣の態度は明確な憲法違反であり、国会として断じて容認できるものではないと改めて指摘しました。

 

私は、内閣の改造で議院運営委員長や内閣委員長が長期にわたって欠けており、立法府として機能不全を起こしている。こうした事態を放置していることについて立法府の長としてキチンとモノ申すことが必要だ。ましてや戦争法、辺野古基地建設問題、TPPなど国会を開いて国民の声を聞くべきなのに、言語道断だと述べました。

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大島衆院議長は、「厳しい批判は重く受け止める。申し入れの内容は政府・与党にしかと伝える」と応じました。

民主党は高木義明、維新の党は牧義男、生活の党は玉城デニーの各国対委員長、社民党は吉川元幹事長代理が出席。川端達夫副議長が同席しました。