臨時国会、共産党議員団総会。志位委員長あいさつ

2021年10月6日

 

報告です。4日、第205臨時国会が召集されました。会期は14日までの11日間。
本会議に先立ち、日本共産党国会議員団総会を開催。

開催直前に、総理に選出されていない自民党の総裁・岸田文雄氏が「14日に解散。19日公示、31日投開票で衆院選を行う意向を固めた」というニュースが飛び込んできました。

志位和夫委員長は、日本共産党国会議員団総会であいさつ。

 

 

志位氏は、自民党総裁選での岸田文雄氏の発言や執行部人事から「政治の中身でも体制の面でも『安倍・菅直系政治』というほかありません」と指摘し、「日本の政治を変えるには、政権交代を実現し、新しい政権をつくることが必要」と強調。国会論戦では、日本共産党の積極的提案を明らかにしながら「岸田新体制の政治姿勢の問題点を徹底的に究明していく」と決意表明しました。

 

 

そして、志位氏は市民連合と野党4党首が合意した野党共通政策と、共産党と立憲民主党の党首会談での政権協力の合意について報告。「党の99年の歴史で、政権協力の合意を得て、総選挙をたたかうことは初めてです」と意義を強調。「2つの合意によって総選挙をたたかう共闘の基本的態勢がつくられた。この合意を国民に広く伝え、日本の政治を変える選挙にしてききましょう」と呼びかけました。

さらに、「比例を軸に」を中心にすえて総選挙をたたかうとして、3つの角度に留意して取り組みを進めたいと訴えました。

最後に、10月19日公示・31日投開票との報道を受け、「一日一日が、勝敗を分かる歴史的局面に入った」として、「公示日までに日本共産党躍進の確かな流れをつくり、総選挙で日本を変えられる素晴らしい結果をつかむために、全力で頑張り抜こう」と訴えました。