”ブラこくた第 3 弾” 「京足袋の植田貞之助商店」を訪問、収録

2021年10月6日

 

遅くなりましたが報告です。「着物で『ブラこくた』」の公開に向けて編集作業は遅れていましたがようやく目途ができました。

京足袋の「植田貞之助商店」、植田勝也さんを訪れ「着物で『ブラこくた』」第3弾の収録を行いました。

 

 

「ブラこくた」は、おかげさまで、すこぶる好評で、「見ましたよ。次はいつですか」などお声がけいただくとともに、「クオリティが高いですね。相当お金をかけているんですか」などの問い合わせも。

しかし、この企画はすべてボランティアの青年による「手づくり」です。

 

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さて、今回は、西大路八条、1166年に平清盛公(神社の公称です)が創建したとされる「若一神社」を出発点に撮影

宮司さんにご挨拶すると、「いまは夏越のお祓いをしていますが、もうすぐ七夕。ぜひ、願い事をお書きください」と案内され、撮影をスタートしました。

 

 

こちらに平清盛公と神社の由来がしたためられています。

 

 

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詳しいところは、ぜひ「ブラこくた」でお楽しみいただきたいのですが、今は、「さわり」だけ。

京足袋は、まず型紙から。これは、私の足の型です。

 

 

京足袋と江戸足袋の違い、京都の五大花街と京足袋についてなど、縦横に語る植田さん

 

 

私も、京都における文化、伝統産業の大切さと振興や後継者養成の問題、すそ野となる「需要の拡大」や行政の役割などについて、大いにお話ししました。

 

 

こちらは、植田さんが先代の頃から100年以上使っておられる東ドイツ製のミシン。故障しても部品など材料が手に入らないという課題もあります。

 

 

「政治の方は、口では伝統産業の重要性を言うが、細かいところまでよく理解して心を寄せてくれるのは、こくたさんならではですね」と植田で移動中さん。意気投合する収録となりました。

公開までは、しばらく時間がかかりますが、ぜひご期待ください。