自交総連と「危険な白タク ライドシェア」問題で懇談

2015年11月9日

9日、日本共産党国会議員団国土交通部会は、自交総連(全国自動車交通労働組合連合会)と「危険な白タク ライドシェア問題」で懇談しました。

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国会議員団から、本村伸子衆院議員と私、川野秘書(辰巳孝太郎参院議員代理)が出席し、自交総連から菊池書記次長、川崎東京地連書記長が出席しました。

白タクライドシェア問題というのは、安倍首相が、10月20日の国家戦略特区諮問会議で「自家用車の活用を拡大する」との発言に端を発しており、実施の意向を示したことによって起きています。

「ライドシェア」は、世界で問題になっています。有名なのは「ウーバー」「リフト」などのスマホ配車企業が自家用車と二種免許を持たない素人ドライバーを使って他人を輸送するものです。これは、道路運送法違反の白タクにほかなりません。

またぞろ規制緩和の名の下で行おうとしていますが、こうした行為は利用者の安全・安心を担保しない無責任なもので、同時に、タクシー需要を奪い、労働条件を切り下げるものです。

問題点を共有し、タクシー業界も含め、この危険性を国民に広くアピールして行くことを確認しました。