広島 被爆 76年。「平和の鐘を撞く」。日本政府は、核兵器禁止条約に署名・批准を。

2021年08月7日

 

8月6日、米国による広島への原爆投下の惨禍から76年を迎えました。

(写真下は、左から光永氏、私、信ケ原雅文檀王法林寺住職、とがし氏)

 

 

私は、檀王法林寺本堂で、行われた「原爆犠牲者・世界の戦争犠牲者を追悼する京都平和の集い」に参加しました(主催は、檀王法林寺、京都仏教徒会議、京都宗教者平和協議会、世界の平和を求める京都宗教者連絡会、京都原水爆被災者懇談会です)。

 

 

8時15分から、信ケ原雅文住職によって法要が営まれ、聖護院門跡宮城泰年門主・京都宗平協理事長があいさつしました。

宮城師は、「殺すことを教え込まれた少年時代」と振り返り、平和の享受のすばらしさを訴えました。さらに、今日、コロナ禍の下、「非常事態条項」を盛り込む憲法改悪を叫ぶ動きがあると告発。多くの犠牲を出して得た平和を葬ろうとする動きは許されないことだ。原爆の惨禍に思いをいたし、政治の真偽を見極めていこう。原爆の火を許すまじの心で平和の火に変えていこう。平和を守り抜こうと訴えました。

 

 

日本共産党からは、とがし豊京都市会議員、光永敦彦京都府会議員が参加しました。

 

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午後からは、京都上京区・本久寺で行われた「平和の鐘をつく会」に参加しました。60名を超える方々が鐘を撞きました。

代表の古武博司さんは、「歴史を学ぶことは、過去・現在・未来を今のこととして捉え、平和な暮らしと社会の実現へむけた探求を。戦禍によって亡くなられた多くの方々のご冥福を祈り、決して戦争をしない国づくりを進めましょう」とあいさつ。

 

 

私は、この本久寺は、学生時代から親しくお付き合いして参りました。この取り組みを続けてこられた主催者と参加の皆さんに心から敬意を表します。広島への原爆投下のこの日、すべての被爆者救援、核戦争阻止、日本政府へ核兵器禁止条約の署名・批准を求めて行きましょうと訴えました。