下京区・オンライン業者討論会//『動画』もご覧ください。

2021年08月1日

 

報告です。31日、「下京区 オンライン業者討論会」がパネルディスカッション形式で開催され、「パネラー」として参加。

業者の各氏から、営業と製造の実情報告、政府や京都府・京都市の業者支援対応の問題点が次々に出されました。
パネラーの皆さんと会場からの質問に答えました。会場参加は20人、視聴会場は10カ所以上。下京区業者後援会の新しい試みです。

 

 

業者の方(板前さん、土産物店、和菓子店、食堂経営)から、緊急事態・まん延防止の期間が続くことで国の対策への怒り、お店として苦労してコロナ対策を十分に行っていること、行政からの支援の遅れ・不十分さがこもごも語られました。

給付金の支給は1回きり、修学旅行客が来ないこと、続けられるか不安、銀行融資の返済への不安などが報告され、この困難な状況と業者の必死の努力を政府は知ってくれているのか、国会を開いて対策を練ってほしい、なぜ国会を開かないのかなどなどの意見が交わされました。。

板前さんからは「お客さんに楽しんでもらえることが喜び、美味しいの一言、ここに来たら美味しいものを食べさせてもらってゆっくりできるの一言は嬉しい。ところが、『飲食店は休んでカネをもらっている』の一言は傷つく」と。

 

 

私からは、深刻な状況の報告に対して、「政府のコロナ対策が無為無策であることが表れている」とし、「影響が飲食店のみならずあらゆる方面に及んでいる。政府は、すべての業者に影響が及んでいることを認識しないといけない」と述べました。

 

 

インボイスによる業者イジメの危険性、劣後ローン制度の検討等々、参加者からも次々と意見表明が行われ、活発な議論となり予定時間をオーバーするほどでした。

私からは、窮状を多くの人の共通認識にすることが大事。その現状をどう打開すべきなのか、政治の役割は何かを明らかにする必要がある。そのためにも国会を開会する必要がある。特に、金融関係では財政金融委員会、営業に関わって議論すべき点は多岐にわたるため経済産業委員会の開催も必要。

 

 

そして、日本共産党が発行している「あなたと一緒に考えたい」のパンフレットの中身を紹介しつつ、日本社会の脆弱性を告発。

最後に、「オリンピックを開催している場合ではない」「人権、ジェンダー、差別発言、ホロコースト、復興五輪、コロナに打ち勝つ証し」など政府のでたらめさは言うまでもないと指摘。

「命を守ることは政治の要」「一緒に運動して、一つひとつ変えていく。もう一歩前進させて新しい展望もできた。だから政治を変えよう」と結びました。

 

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