野党国対委員長会談//共同会見//定例会見

2021年07月29日

28日、国会内で野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催

感染拡大の現状は国民の命に関わる危機的状と直視すべきであり、野党が憲法53条に基づき、7月16日に要求した臨時国会召集に直ちに応じるべきだ。臨時国会要求に対する内閣の考えを示すべきだ。
合わせて、菅義偉総理が国会に出てきて説明すべきだ、来週、予算委員会または厚生労働委員会の閉会中審査を求めることで一致。

野党としては、8月に、さらなる感染拡大は避けられない。第2週、3週も閉会中審査を求めることを確認しました。

首都圏などの地方自治体からの「緊急事態宣言」の要請に、政府はどう対応するか、飲食だけの対応では効果がないことは明らかであり、市中感染を把握する大規模検査などが抜本策が必要。施策のあり方を見直すべきだ。

 

 

私は「東京五輪は、今からでも中止すべきだ」、補償と生活支援の第二段の発出をはじめ抜本的強化、医療機関への補填と拡充は待ったなしだと強調。後の記者会見でも述べましたが、憲法53条に基づく臨時国会開会要求に対して政府は回答すべきだと主張しました。

 

 

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野党国対委員長会談後の共同会見では、立憲民主党の安住淳国対委員長が報告。

安住氏は、16日に野党が憲法53条に基づいて、臨時国会の召集要請に対して「いまだに開催するという返事がない。内閣の不作為であり、強く抗議したい」と主張したうえで、「開かないままでいいわけではない」として、「来週、速やかに、菅総理出席のもとで第1希望は予算委員会、第2希望は厚生労働委員会の閉会中審査を求める」と述べました。

 

 

私は、東京オリンピック・パラリンピックについて「中止すべきだ」と指摘。「いまからでも遅くない」と発言しました。

 

 

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定例の記者会見では、野党国対委員長会談・連絡会の報告を行い、そのうえで、臨時国会の召集については、メディアの社説や主張で、「いまこそ国会を開くべきだ」と書いていることに触れ、「菅総理が出席する委員会の開催を求めることが大事で、予算委員会、厚生労働委員会を中心に要求しよう」と提起したと述べました。

オリンピック・パラリンピックについては、「いまからでも遅くない。中止すべきだ」と強調。

そして、「感染の拡大の状況は深刻であり、またバブル方式の破綻・崩壊が明らかだ」と指摘し、「医療のひっ迫が深刻な状況の中で、オリンピックを続けることは極めて危険である。中止すべきだ」と重ねて強調しました。

 

 

記者団からは、「緊急事態宣言の発令について」「緊急事態宣言の効果に対する疑問の声について」「衆院選・茨城5区候補者擁立にかかわって」「本多平直氏の議員辞職について」「江田五月・元参院議長の死去について」などの質問がありました。