国会議員団リニアPT、長野県阿智村、南木曽町を調査

2015年10月14日

14日、私は、日本共産党国会議員団「リニア問題プロジェクトチーム」の一員として、長野県阿智村、南木曽町の現地調査を行いました。(長野県リニア調査は、13日には大鹿村、豊丘村、喬木村を訪問)

調査には、藤野保史衆院議員、たけだ良介参院比例候補、唐沢ちあき長野参院選挙区候補、党長野県議団、関係自治体党議員、本村伸子・島津幸広両衆院議員、山下芳生参院議員の秘書が代理として参加しました。

阿智村村長と

熊谷秀樹阿智村村長(写真上)、妻籠を愛する会役員(観光業界)や地域住民の方々と懇談し、JR東海、国、県などへの意見・要望をお聞きしました。

妻籠にて

共通して出されたのは、JR東海の不誠実な対応への不安と怒りです。

リニアは、南アルプスのど真ん中に穴をあけてつくる巨大な事業です。自然環境や生活環境に重大な影響を及ぼすことは必至です。各地で、建設工事に伴う残土の捨て場(貯蔵)と処理=残土の運搬を狭い村道(この下写真参照)を凄まじい量のダンプが行き交うことへの不安、過去の災害の歴史からして残土で沢を埋めたてることいよる災害誘発への疑問、水枯れへの心配等々が語られました。

清内路村道

水枯れに関わるボーリング調査の結果の公表をしないとか行政や住民の質問に答えない態度などへの批判が次々に出されました。

住民、観光関連産業、行政の方々の不安や疑問の声を、国や県に届けてただすとともに、各地域における要求や声を繋ぎ、お互いに交流して、リニア問題を考えて自然・社会環境をまもる運動の発展に力をつくして行くことを発言しました。

南木曽で

 

それらの結節点として、10月24日名古屋にて、日本共産党が主催する、「リニア中央新幹線を考えるつどい」を成功させたいと思います。