奈良市長選・市議選7名必勝へ、街頭演説で訴え

2021年06月28日

 

26日、7月4日告示、11日投票の奈良市長選・市会議員選挙での必勝をめざす「街頭演説」(近鉄学園前駅前、奈良駅前)で訴えました。
近鉄学園前駅では、谷川かずひろ市長予定候補、山本直子、白川ケンタロー、ますい隆志、中島かつじ各市会議員予定候補が訴えました。司会は、小林照代県会議員が務めました。

 

 

また、近鉄奈良駅前では、谷川かずひろ市長予定候補北村たくや、井上まさひろ、山口ひろしの各市会議員予定候補が訴えました。司会は山村幸穂県会議員が務めました。

 

 

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私は、演説の冒頭、選挙戦の意義について、「文字通り、いのちと暮らし、営業がかかった選挙。国政でも、地方政治でも、五輪よりも国民の命をを守る政治を実現する選挙であり、この成否は総選挙勝利に直結する。谷川さんを奈良市長に、7人の市会議員予定候補全員の勝利で、奈良から政治の流れを変えよう」と訴えました。

 

 

そして「この7人の候補者は、実に個性豊かで実績が抜群だ」として、次のように候補者の魅力を押し出しました。

白川ケンタローさん。民商に勤務した経験があり、業者の苦しみを理解して立ち向かう青年政治家。子育て世代と共同し、保育所民営化を許さないたたかいの先頭に立つ白川さん。

中島かつじさん。新聞奨学生として学費をねん出した苦労人。市職員28年、市政に精通する即戦力。生活保護のケースワーカーであり、「困った時は中島さん」ととても信頼でき、頼れる方。

ますい隆志さん。吉田病院で働き、コロナ感染症の中で、医療と公衆衛生の困難、奈良市の無策ぶりを身をもって体験し、告発できる候補者。働きながら佛教大学で学び、社会福祉主事、精神保健福祉士、ケアマネージャーを取得した福祉のプロであり、努力家。故・松岡かつひこ市議の遺志を受け継ぐ人。

山本直子さん。いつも全力で真っすぐ。シングルマザーで2人の息子を育て、子育て世代の苦労を我がこととする人。活動報告のニュースは、内容満載で、あれもこれも書ききれないというくらいたくさんの内容があり、市民の困りごとをつかんで離さず解決に奔走する山本さん。

山口ひろしさん。29歳で当選し、7期28年、地域要求実現になくてはならない議員。平城ニュータウンのまちづくりなら山口さん。

井上まさひろさん。議会でも地域でも誠実に粘り強いと言ったら山口さん。生活相談は年間100件を18年間続け、毎週駅頭で議会報告を欠かさない井上さんの活動は、みなさんご承知の通り。

北村たくやさん。奈良の景観、文化、まちづくりと言えば北村さん。宿泊税ストップ、子育て、教育の願い実現へ、自らの思いを重ねて取り組んできた日本共産党市会議員団の大黒柱、団長。

学園前駅では、演説前に中島かつじ予定候補とシール投票にも取り組みました。

 

 

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演説で私は、「コロナ禍で求められている政治は何か」として3つの問題を提起(①五輪を中止し、コロナ収束に全力を、②補償と生活支援は待ったなし。逆行する菅政権の策動にストップを、③奈良市政を見ても、コロナ禍の中でその歪みがはっきり)しました。

とりわけ、「社会保障、社会福祉、公衆衛生の向上に努める」ことが地方自治法と憲法の要請であり、「これに応える奈良市政への転換のためには、谷川さんの勝利と7人の市会候補の全員勝利がどうしても必要である」ことを強調しました。写真は、訴える谷川市長予定候補

 

 

続いて、私は、「奈良の歴史と文化、奈良らしい古都の街並みと景観を守る日本共産党」という角度で訴え。この問題の対決軸が、「住民の暮らし第一か、大資本の儲け第一か」という点にあり、例えば「奈良公園内の高級ホテル建設のため、わざわざ法の適用を外してまで建設を認める政治、これを賛成する自民、公明、維新」を厳しく批判。

これに対し、「日本共産党は、住民のみなさんの運動と常に共同し、若草山モノレール建設計画の中止、建て替え費用211億円もの市庁舎移転建て替え計画を、市庁舎耐震化に変更させ34億円に抑えた」と強調し、「日本共産党を伸ばしてこそ、世界遺産都市・奈良の良さを守ることができる」と訴えました。

 

 

さらに、奈良市会議員団の果たしてきた役割として、「なぜいま日本共産党の前進が必要か」という点について強調。そして「昨日から東京都議選が始まりました。この都議選の投票日、7月4日は奈良市長・市会議員選挙の告示日です。東京都議選で勝利・前進し、続いてたたかわれる奈良の選挙で谷川さん、7人の市会候補全員勝利させることが、総選挙での日本共産党の躍進に直結します。古都・奈良から日本の新しい政治実現のうねりを作る、見事な結果をかちとらせていただきますよう、心からお願いします」と演説を結びました。