日本共産党京都労働者後援会学習・交流のつどいで報告
2021年06月28日
報告です。25日、東京都議会議員選挙の告示日。応援の後、京都に戻り、夕方から開催された「日本共産党京都労働者後援会学習・交流のつどい」に参加。
「無策の菅政権VS進化する野党共闘! 通常国会を終わって」と題して報告を行いました。「つどい」は、会場参加とともに、オンラインでも配信されました。
「つどい」の冒頭、梶川憲・労働者後援会代表委員は、「団体・分野での奮闘はもちろんのこと、地域でも垣根を越えて労働者後援会が積極的役割を発揮し、総選挙での躍進を勝ち取りましょう」とあいさつしました(写真)。
私は、第一に、東京都議選勝利の意義に触れ、「国政の重要問題が、まさに都議選の中心争点となっている」として、「国民の命を危険にさらしてまで強行する東京五輪開催の是非、都立病院の民営化・廃止、IR・カジノ誘致、都心の低空を航空機が飛来する問題、選択的夫婦別姓などが都議選の争点、選択肢として問われている」と指摘しました。
また、午前中に応援に入った都議選での立憲民主党との共同の様子を、現地のチラシも示して紹介(写真)。
第二に、尼崎市議選の結果にも触れ、「比例を軸に政党選択が鋭く問われている。日本共産党の値打ち、そのものを語り、労働者後援会が比例での前進の中心的や割を発揮しよう」と強調。「維新」の果たしている役割と本質を指摘。
「労働者の戦線での奮闘が今こそ求められる」と奮起を訴えました。
第三に、通常国会の特徴について簡単に紹介したうえで、「野党共闘の現段階」について報告。私は「率直に言って、野党共闘の到達点は、隔世の感があると言って差し支えない」「確かにいろいろと苦労はあるが、大局的に野党共闘は揺るがない」として、①36兆円規模の野党の予算組み替え提案は、政権担当能力を示している、②野党間の「時代認識の共有」、③憲法審査会の問題をどう見るかについて報告しました。
特に、憲法審査会について、「自民党の改憲4項目を提示も、議論もさせてこなかった。いいかえれば、安倍改憲を阻止し続けている。その背景に3000万人署名の国民運動、みなさんの取り組みがあり、こうした点に確信を持ち、今度の総選挙で改憲の策動の根を断つ結果を出していくことが中心問題」と強調しました。
報告の最後に、私は「いまが本番」と強調。労働者後援会が一丸となって都議選の勝利、総選挙での躍進に力を尽くすこと、そのために「しんぶん赤旗」日刊紙を購読し、活動に生かすこと。後援会員のみなさんが党の隊列に加わって歴史的な総選挙をご一緒にたたかいましょうと呼びかけました。
なお、日本共産党京都府委員長・渡辺和俊さんが「党綱領の目で情勢を見て、歴史的選挙に立ち向かおう」と題して訴えを行いました。
東京都議会議員選挙の応援、当面の宣伝行動、後援会活動の再開などの行動提起を確認しました。