緊急会見「菅原一秀議員の辞職表明にあたって//動画もぜひご覧ください

2021年06月2日

 

1日、国会内で、自民党の菅原一秀・衆院議員(元経済産業大臣)が議員辞職の意向を固めたという報道を受け、記者団からの求めに応じて、緊急に記者会見を行いました。

私は、はじめに、「菅原氏が経産相を辞任したのは、2019年10月25日で任命されてから40日あまりで、さらに今年の4月23日には衆院厚生労働委員会の与党筆頭理事を辞任している」と指摘。そのうえで、「辞任の時には、しかるべき説明を行うと述べているにもかかわらず、その説明責任をまったく果たしていない」と批判しました。

 

 

さらに、安倍晋三・前総理、菅義偉総理のいずれもが「疑念を持たれたら説明するのが当たり前」と発言していたことについて、「この間、自民党はいかなる調査をしたのか」と指摘。「自民党総裁として、経産相に任命し、筆頭理事に任命した責任は重大。自浄作用が全くない。任命責任は免れない」と強調。

 

 

記者団から、自民党の二階俊博幹事長が会見で「ずいぶん政治とカネの問題はきれいになっている」と発言したことについて問われ、「この程度できれいになったと言えるのか」と批判(詳しくは動画をご覧ください)。
さらに、「本質的に、政治とカネの問題がいつもつきまとっている。それについての自浄作用が発揮されない。自ら調査して、シロ・クロをつけるということがない。誰も責任を取らないことが問題だ」と指摘しました。

 

 

記者団からは、土地利用規制法案が衆院を通過したことを受け、改めて問題点についての質問があり、答えました。

 

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『動画』です。ぜひ、ご覧ください。