京都1区・集中街宣②//上京区、北区で訴え

2021年05月31日

 

晴天の29日、衆院京都1区の「集中街頭宣伝」の第2弾(15日の中京区に続く2回目)として、上京区内で3ヵ所、北区内で3カ所で訴えました
上京区では、さこ祐仁京都府会議員が司会を、くらた共子京都市会議員が京都市のコロナ対応などについて訴えました。北区では、浜田良之府議、井坂博文・玉本なるみ市議がそろって街宣に立ちました。
写真下は、上七軒交差点。

 

 

私は、まず「東京から昨日帰り、地元紙を見て、2つ驚いたことがあります」と切り出し、「一つは、京都市が7月10日までに高齢の希望者のワクチン接種の1回目が終わる見通しなどと発言しているようだが、冗談じゃない。実際に、私も、かかりつけ医に電話したが、何度かけてもつながらない。やっとつながったら、もうワクチン枠がない。仕方がないので別の診療所に電話すると、ようやく7月14日に1回目の予約が取れた」と実体験を紹介。

政府が、7月末までに完了などと期限を押し付けたことが一番の原因だが、オリパラ開催のために自治体に期日を強制するような愚策でなく、現場の実情をよくつかんだ対策こそ求められる」と強調しました。
写真下は、私の地元・小松原児童公園前。

 

 

そのうえで、IOC幹部が東京オリパラ開催に関して、「誰もがいくらかの犠牲を払わなければならない」「緊急事態宣言下でも実施する」「菅総理が中止を求めたとしても大会は開催する」などと、常軌を逸した発言をしていることを紹介し、「国民の命よりも、自らの利益のために五輪開催を優先する。日本はIOCの植民地ではない」「しかも、来日するのはIOCの家族、スポンサーなど8000人、マスコミなどの関係者入れると7万8000人規模。これをどう制御できるというのか。改めて五輪の開催中止を要求する」と力を込めました。
写真下は、大宮六軒。

 

 

2つ目に驚いたこととして、私は「五輪ありき 薄氷の首相」との京都新聞の記事を紹介。
「菅政権のコロナ対策の何が問題なのか」として、菅政権の基本認識は「コロナというのは感染拡大の『波』が繰り返されるのはやむをえないというものだが、この間にも尊い命が奪われている。こうした政権の認識の根本的な誤りをただして、『コロナ封じ込め』という戦略目標を明確に据えた対策が必要」と指摘。そのうえで、「①ワクチンの安全・迅速な摂取に責任を持つこと、②大規模検査と感染封じ込め、③十分な補償と生活支援の『3本柱』の対策を徹底することこそ求められている」と強調しました。
写真下は、鹿の下公園前。

 

 

私は、次に「どうすれば政治は変えられるか」「新たな希望ある動きが始まっています」として、4月25日の3つの国政選挙での勝利、4月27日の志位―枝野党首会談での「総選挙に向けた協力のための協議の開始」を紹介。

さらに、「それでも、『野党共闘は大丈夫か』との声が聞こえてきます」として、「この間、野党共闘は画期的な前進をしている。それは、国会共闘、市民と国民運動の分野、実際の選挙戦の分野での協力関係が進化してきており、安倍改憲を許さず、検察庁法案に続き、人権無視の入管法を廃案に追い込んだ。また、予算の組み替え提案を共同提出し、コロナ対策でも貴重な成果を上げてきた」と強調しました。
また、「共産党の立場は、閣内であれ閣外であれ政権協力で合意し、菅政権を倒すことができれば、国民のための新たな画期的変化が起こせるというものだ」ととして、日本共産党も含めた政権協力の合意づくりが持つ意味についても強調しました。
写真下は、堀川中立売。

 

 

最後に、「市民と野党の共闘の前進ためにも、日本共産党の躍進が決定的」として、「6月25日告示、7月4日投開票の東京都議会議員選挙での躍進で党躍進への勢いをつけていきたい」と強調し、困ったときは共産党」、国民の苦難の軽減が立党の精神、②「市民と野党共闘」のかなめの党、③「大企業優先、アメリカ言いなり」という日本政治の根本的歪みをただすことができる党、④中国の覇権主義、人権侵害と断固たたかえる党と日本共産党そのものの押し出しを行いました。

また、「他の野党から、『ぶれない共産党』『統一候補がどこに行っても共産党のみなさんのあたたかい応援がある。草の根の組織を持つ共産党』との評価をいただいている」と紹介し、「こうした日本共産党を、比例選挙で大きく躍進させていただきたい。そして、この京都1区では、私・こくた恵二をなんとしても勝たせていただきたい」と呼びかけました。
写真下は、烏丸今出川の同志社大学前。

 

 

どの宣伝箇所でも30~40人ほど、お集まりいただきました。ありがとうございました。