「若冲と近世絵画」@京都・相国寺承天閣美術館へどうぞ!

2021年05月23日

 

報告です。

相国寺承天閣美術館では、「若冲と近世絵画」展が開催中です。まずは、鑑賞をおすすめします。
(第1期は7月25日まで、第2期は8月1日から10月24日まで。会期中は無休ですが当面の間は団体での来館を控えくださいとのこと。さらに緊急事態宣言発令中は他府県からの来館も控えてとのことです。感染防止として来館時はマスクの着用、検温を実施にご協力を)。

 

 

今回の第1期の展示は、若冲の作品とともに、相国寺の僧侶と絵師たちの交流の軌跡を追っており、特に、京都市内の大部分を焼き尽くした「天明の大火」(1788年)関連の資料が、「初公開」として展示されていました。それによると、天明の大火では3万6900戸が焼失し、201寺が焼けたと記されていました。

また、相国寺再建時の「杉戸絵」も展示されており、京絵師たちの災害からの復興の心意気を感じることができました。

写真は、承天閣美術館の正面玄関から望む新緑。

 

 

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