京都1区・集中街宣①//京都市中京区で訴え

2021年05月17日

 

報告です。15日、京都1区の集中街頭宣伝の第1弾(第2-3弾は、29-30日に予定)として、中京区の4ヵ所で、たけやま彩子・衆院近畿比例予定候補と訴えました。
司会は、地元の平井良人京都市会議員が担当しました。写真は、訴える、たけやま比例予定候補。

 

 

私は、「コロナ禍のもとでの菅政権の無為・無策は、もはや人災」と指摘。「これは私だけの意見ではなく、メディアも『政府  認識甘く急転』『対応 ちぐはぐ発令と追加繰り返し』『政府案  甘さ露呈』『約束守れぬ首相』などと酷評している」と紹介。「ワクチン接種ひとつとっても、首相が7月末までに高齢者にと言ったこと対し、地方の首長からは『とてもできない』と批判が出されており、首相は、『そんなことになっているのか』というまったく甘い認識だ」と批判。
そのうえで、日本共産党は、「コロナ対策の3本柱、①ワクチンの安全・迅速な接種、②大規模検査、③十分な補償と生活支援こそ、政治の責任であり、急ぐべき」と提案しました(写真は、烏丸御池交差点)。

 

 

また、東京オリ・パラについて、「志位委員長が1月22日の代表質問で、ワクチン接種問題、フェアな大会開催、医療体制の困難という3つの点を指摘し、中止を求めたが、この提案が半年たって正鵠を射ていたことが証明されたのではないでしょうか」と指摘。さらに、「この点でも、『しんぶん赤旗』のスクープが光っている。それは、医療崩壊の時期に看護師500人を現場から引き離す問題、子どもの80万人観戦計画の問題だ」と紹介しました(写真は、四条大宮駅前)。

 

 

東京オリ・パラについては、「ホストタウンを引き受けた全国528自治体の『計画返上』の動きや、アスリートらが悩みながら声をあげつつある」と紹介。「オリ・パラ開催ありきで、コロナ対策を後景に追いやる菅政権では、国民の命と生活は守れない。菅政権の無策への怒りを共有し、世論を起こし、国民の命、医療体制を危機から救う政治を実現しよう」と呼びかけました。

(写真は、太子道診療所前。この場所では、「山宣」こと山本宣治と無産診療所開設運動の歴史などにも触れ、いま、山宣の言葉が野党国対委員長の『共通の歴史認識』となっており、『こうした土台に立つ野党共闘だからこそ、少々のことでは揺るぐことがない』と紹介しました)。

 

 

さらに、私は「声をあげれば政治は変えられる」として、4月25日の3つの国政選挙での野党共同候補の勝利、翌々日に行われた志位・枝野会談での選挙協力のための協議開始の合意を紹介。「この野党共闘は、コロナ対策でも、入管法改悪法案の廃案という点でも前進している。入管法は、治安維持法以来の戦前の思想を受け継ぐもので、名古屋入管のスリランカ女性の非業の死亡事件のように外国人への人権侵害の最たるもの。自由と民主主義を守り、人権侵害と厳しくたたかえる日本共産党だからこそ、この問題でも断固たる立場でたたかい抜ける」と強調しました(写真は、二条生協前)。

 

 

最後に、私は「いよいよ政権交代を。これは市民と野党共闘の発展以外に道はない。その成否は、何といっても日本共産党の躍進の度合いにかかっています。比例は日本共産党、京都1区では私、こくた恵二を何としても勝たせていただきたい」と結びました。

 

********

 

今回の街頭宣伝では、その場で質問を受けるコーナーも。

聴衆のみなさんからは、「菅首相がコロナ対策をここまで怠っているのは、何か意図的なものを感じる。真の狙いは、『対策がうまくいかない』からと緊急事態条項など憲法改正議論に誘導しようとしているのではないか」「北陸新幹線延伸計画は中止すべきだが、いかがか」「私の商店街は、このコロナ感染症で7店舗が店を閉じた。もうやっていけない。何とかしてほしい」などの質問、要望が出され、一つひとつ丁寧にお答えしました。

質問していただいた方々、お集まりいただいたみなさん、プラスターを掲げ協力していただいた後援会のみなさんに感謝申し上げます。