尼崎市会議員選挙、共産党予定候補者6人の勝利を!雨の中訴える

2021年05月1日

報告です。29日は、一日中あいにくの雨が降りしきる中で、5月30日告示(6月6日投開票)の尼崎市会議員選挙の6人の予定候補者(川崎としみ、まさき一子、松沢ちづる、広瀬わかな――以上現職、山本なおひろ、シバタ稔--以上新人)の勝利の訴えに。

私は、川崎、まさき、広瀬、シバタ予定候補と一緒に4地域で訴え。地元・兵庫8区予定候補で、近畿比例予定候補でもある、こむら潤・前尼崎市会議員も4カ所で訴えました。

川崎、広瀬地域では、庄本えつこ兵庫県会議員が司会を務めました。写真は、阪急園田駅前で、広瀬わかな予定候補と訴える私。

 

 

私は、訴えの冒頭、「25日投開票の3つの国政選挙での野党候補 の勝利は、菅政権のコロナ対策での無為・無策への国民的批判の表れであり、強権・金権政治へ国民の厳しい審判である。同時に、野党統一への国民の期待の高まりでもある。いよいよ政権交代へ、新しい希望をつくりだしたのではないでしょうか」と指摘。「この結果を受けた昨日の志位委員長と立憲・枝野代表との党首会談は、立憲民主党が新党となってから初めてのことであり、総選挙協力のための協議開始が合意された」「同時に、党首会談では、コロナ対策での共同した取り組みを合意できたことも重要」と紹介しました。雨の中、駆け付けていただいた聴衆のみなさん(園田駅前)。

 

 

また、「 菅政権は、コロナ対策の無為・無策であるだけでなく、75歳以上の医療費の 2 倍化、国保料(税)の値上げ圧力の道を進んでいる。また、なんとか1年上も耐えしのいでいる中小企業を淘汰しようとしている」と指摘。「故・小田実氏は、阪神・淡路大震災後の政治の対応を『これが人間の国か』と厳しく批判したが、今の菅政権がコロナ禍のもとでやろうとしていることは、まさに『これが人間の国か』と言わざるを得ない」と厳しく批判しました。
写真下は、まさき一子予定候補の地域(武庫川元町モンマルシェ前)で。

 

 

さらに、私は「菅政権の悪政の下で、尼崎市のコロナ対策 は国の対策から一歩も出ない(市のコロナ対48億8000万円、その内、国からの交付42億4000万円。市が80億円もある財調基金から繰り入れたのは4億円余に過ぎない)こと、また、4カ所・2支所あった保健所を1 保健所、2保健福祉セン ターに統廃合したこと」などを事例としてあげ厳しく批判しました。写真下は、武庫川東グランドハイツ前で、シバタ稔予定候補と。

 

 

同時に、「神戸市での家賃サポート、三田市の小規模事業者応援助成金、福崎町で20%売上減の飲食店への20万円の支給など、自治体としての独自の住民支援は、やろうと思えばできる」と強調。「6人の議員団の実現で、この仕事をさせていただきたい」と呼びかけました。写真下は、JR立花駅前で、川崎としみ予定候補・市会議員団長と。

 

 

一方、「これは、ほんらい市がやるべきことであるが、日本共産党尼崎市議団は、独自の『コロナニュース』を20回発行してきたこと。また、高齢者施設でのPCR検査や不十分であるが独自の事業支援を実現させてきた」と、コロナ感染症対応の実績を紹介。

さらに、「かつて、尼崎の議員団は、県立塚口病院を廃止する計画に対し、市民と力を合わせ約8万 筆の署名を集 めて守り抜いた。今日のコロナ禍の中で、病院存立と確保した900余りの病床が市民の命を守る砦になっているではないか」、また、「尼崎といえば公害闘争。市民と医師と共産党が一緒になってこの闘いをたたかい抜いた。体を張って同和の不公正を是正させてきたのも共産党。この歴史と伝統をしっかりと受け継いでいる筋金入りの党議員団だ」と紹介。尼崎市における日本共産党議員団の値打ちを押し出しました。

 

 

最後に、私は「なぜ今、共産党か」として、①国民の苦難軽減に 献身する党。「困ったときは共産党」、②政治の根本的な歪みをただす党、③市民と野党の共闘、統一戦線で政治を変えるこ とを綱領で掲げている党、④中国など覇権主義とたたかう党であることを述べ、「この党を伸ばしてこそ、新し い政治が実現できる」と強調。各予定候補への支援を呼びかけました。 写真は、訴える、こむら潤衆院近畿比例・兵庫8区重複予定候補

 

 

なお、新人の予定候補お2人は、こむら潤・近畿比例予定候補の議席をシバタ稔氏が、勇退する徳田みのる市会議員の議席を山本なおひろ氏が、引き継ぎます。