JR福知山線脱線事故から16年にあたり、慰霊と追悼へ

2021年04月26日

 

25日は、107人が死亡し562人が負傷したJR福知山線脱線事故から16年にあたります。
予定されていたJR西日本主催の追悼慰霊式は、新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となりましたが、早朝、この問題を国会で一貫して追及してきた者として、脱線事故現場でもある「祈りの社」に追悼と慰霊のため足を運びました。

 

 

脱線事故の根本原因には「民営化」と「規制緩和」の政治があり、私は、「国鉄民営化」以後、国による安全基準が失われ、安全より「稼ぐ」ことが最優先され、労働者の人権も無視した過酷な労務管理を押し付けるなど「ルールなき企業活動」の横行していることこそであると追及してきました。

 

 

JR尼崎駅には、「空色の会(JR福知山線事故・負傷者と家族の会)想いをつなぐ連絡会 2021 」によるポスターが貼られていましたが、国民の命と安全最優先という企業の社会的責任を果たすのかどうか、JR各社には引き続き厳しく問われていることを忘れてはなりません。

 

 

写真下は、手にしている「栞」です。

 

 

栞の裏には「あなたの道しるべ」と出して、メッセージが書かれていました。