「西陣貼交屏風展」@西陣織会館・西陣織史料室所蔵品

2021年03月28日

 

遅くなりましたが報告です。
21日、西陣織工業組合の西陣織史料室が所蔵する「西陣貼交屏風展」が西陣織会館3階で開催されているとのことで、足を運びました(24日までの展示でした)。
1月12日から開催していたのです。知ったのが遅く、みなさんへのお知らせに至りませんでした。カンニン!

 

 

 

西陣では、古くから織物を屏風に貼り合わせ、記念のしるしに、また、記録として遺しておく習わしがあり、これが「織物貼交屏風」と呼ばれるものです。戦争中の奢侈禁止令(世に言う七・七)が出され、西陣織が大打撃を受けた際も、この貼交屏風が西陣織の技術を伝承するうえで大きな役割を果たしたそうです。
戦前の歴史を勉強するうえでも参考になりました。

 

 

史料室では、国の伝統的工芸品に指定された西陣織の12種も、それぞれ展示されており勉強になります。興味のある方は、ぜひ、一度お立ち寄りください。