京都一区オンライン企画「JCPみんなのつどい」に出演

2020年12月21日

 

20日午前中は、衆院京都一区の女性後援会が中心に企画された京都一区オンライン企画「JCPみんなのつどい」に出演しました。
現場の保育士さん、教育関係者とともに衆院近畿比例予定候補の、こむら潤さん、たけやま彩子さんにもオンラインで出演思春期アドバイザーのあかたちかこさんに司会を務めていただきました

 

 

前半の「パネルディスカッション」では、子育て中の保育士さんから「保育園では、20人を4人で見ている。子どもたちは遊具を使えないなどストレスを感じている」「いっせい休校の影響で子どもが小学校の授業についていけなくて、『学校に行きたくない』と言うが、私もギリギリの職場状況なので休むことができない。子どもにしわ寄せがいっている」などの発言があり、これを見た「チャット」のコメントでは、「子どもと保育士の声を代弁いただきありがとうございます」「親が子どもの勉強を見なくてはならないことがつらい」「子どもにタブレットを持たせないといけないが、高すぎる」「孫が修学旅行がなくなり落ち込んでいる」など、次々と書き込みがありました。

たけやま彩子予定候補は、「ケアを担うのは大半が女性。この問題を解決できる社会を」と、また、こむら潤予定候補は、受験生でもある自分の子どもがおかれる状態を具体的に紹介し、「兵庫県の県立高校ではタブレットが個人負担で高い。貸し付けはあるが返さなければならない」「おなかを痛めた子どもが苦しみ、命を絶つような社会、政治は間違っている」などと訴えました。

 

 

私は、ディスカッションを聞き、子どもたちのおかれている状態の深刻さを指摘し、「全国一斉休校という措置が現場の実態にもとづかない機械的なものだったことがはっきりした。現場の実態と科学的知見に基づく対応が必要だし、現場の自主性がもっと尊重されるべき」と強調したうえで、「保育士などの処遇の劣悪さと賃金の低さが放置され、一方でベネッセなどが大学入試制度に食い込んで、このコロナの事態の中でももうけを追及する社会の在り方、政治の在り方自体を今こそ変える必要がある」と発言しました。

 

 

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最後の訴えで、私は「みなさんの話を聞き、ストレスを口に出すこと、困っていることを率直に出し合い共有することが必要だなと思った。そういう議論を交わし、皆がつながることが大事だ」と強調。その上で、「原理原則に立ち戻ることが必要」として、「教育基本法や学術会議法、国立図書館法などの理念が、結局、憲法に立ち戻る。憲法25条は、福祉の権利とともに『福祉と公衆衛生の向上』という国の責務を定めている。こうした原点に立ち戻り運動する、皆でリスペクトしあって運動することが重要」と呼びかけました。

 

 

あかたちかこさんは、「子ども関係者がもっと大切にされるべき。これが国の責任だ」と指摘。私は、「それは国の最低限の責務だ。政治を変えれば、権利は実現できる。実現のために頑張りたい」と応じ、あかたさんは、「その最低限が大事。このことを通す議員団が必要だし、こくたさんを国会に」と訴えました。

オンラインでの意見交換にようやく慣れてきた感じです。画像が固まったり、コメントに応えようと思ったのですが、パソコンがもう一台必要と知らなかったり、パソコンをもっと上手に使いこなしていきたいと思いました。

視聴されたみなさん、コメントお寄せくださったみなさん、ありがとうございました。