京都市伏見区・西大手筋「まちかど街頭議会報告会」で訴え

2020年12月8日

 

6日朝、京都市伏見区にある大手筋商店街の西角(西大手筋)で「街頭議会報告会」が行われ、馬場紘平京都府会議員、山根智史京都市会議員とともに訴えました。

 

 

私は、コロナ感染症対策の問題について、商店街の皆さん営業の状況はどうですかと切り出し、馬場府議、山根市議から、商店街の皆さんや地域の皆さんから現状の訴えが寄せられていることの紹介をあらためて行い、まずはいろいろとご意見・ご要望をお寄せくださいと述べました。
その上で、「菅政権はGoToトラベルについて、右往左往しているが、専門家の『分科会』も一時停止を提言している。私たちも全国一律方式は直ちに止め、一時停止すべきだと訴えている。Go Toトラベルを決めた自分のメンツにこだわっている場合ではない。政治家のメンツよりも国民の命の方が大事ではないか」と厳しく指摘し、「ひっ迫する医療崩壊の危険を前に、PCR検査体制の抜本拡充と医療機関への大胆な援助こそ求められる」と強調。

「こんな時に、国会を閉じている場合ではない。コロナに冬休みはない。『年を越せない』という国民や中小業者の悲痛な声に応えて仕事をしてこそ、国会と国会議員の役割が果たせるのではないか」と訴えました。

また、「一時的なGoToよりも、消費税を5%に減税してこそ、国民の購買力が上がり、商店街のみなさんが助かるのではないか」と、「消費税減税による経済対策を急げ」と強調しました。地元の方は、「大手筋商店街は、例年よりも人が少ないな」とおっしゃっていました。

 

 

また、安倍前総理の「桜を見る会」疑惑が再浮上している問題、学術会議の人事介入問題について報告。学術会議問題では、「いま全体主義への道に進むのかどうか、時代の分水嶺に来ている。私たちは党の存在意義をかけて、この問題に取り組んでいる」と強調し、「伏見区が生んだ故西口克己元府会議員の小説『山宣』が原作となり、映画『武器なき斗い』が作成されたが、そこに登場する谷さんが私の大先輩にあたる谷口善太郎です」と歴史を振り返り紹介しました。

聴衆の中に、旧知である「同志社山宣会」の小田切明徳・元会長もおられ(写真下)、交流できました。

 

 

最後に私は、「野党共闘の調整は相手のある話だが、総選挙での比例代表での日本共産党の躍進のための活動には直ぐにとりかかれる。『日本共産党前進の大波を起こすことなしに野党連合政権はない』と肝に銘じて頑張るので、ご支援・ご協力をお願いします」と訴えを閉じました。