京都市南区日本共産党後援会定期総会で「記念講演」

2020年12月8日

 

報告です。5日、JR姫路駅前での「街頭演説」から帰り、京都市南区後援会定期総会に駆けつけて「記念講演」を行いました。

総会では、山内よし子京都府会議員、井上けんじ京都市会議員も挨拶しました。なお森田ゆみ子市会議員は、所用のため欠席。河合秀和・共産党地区委員長も参加しました。

南区後援会は、12月に毎年きちんと後援会「定期総会」を開催し、その後「忘年会」を行っていますが、今年はコロナ禍のなかで「忘年会」は行わず「記念講演」となりました。

写真は、開会挨拶を行う木村康郎南区後援会会長

 

 

「2020年の後援会活動」「2021年の方針」については、一瀬敏明後援会事務局長が行い、南区で1万2000の得票目標を実現するための後援会員拡大とそのための活動方針、役員体制を確認しました。

 

 

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私は「記念講演」で、まず、「国会を閉じるべきでない」として、「感染症の第3波とも言うべき事態に危機感を持って緊急対策を行うべき時に、国会を閉じるとは、政治の責任放棄に他ならない」と批判し、とくに「GO TOキャンペーン推進の右往左往に関しては、国民の命よりも菅首相のメンツが大事なのかと言わざるをえない」と強調しました。また、「8割の病院が赤字となっており、寄付を呼びかける事態。みんな自助努力もしているし、共助もしている。ないのは政治の公的責任の発揮ではないか」として、医療危険などへの抜本的な支援強化を呼びかけました。

 

 

また、日本学術会議人事介入問題と再浮上した安倍前総理の「桜を見る会」疑惑についてお話しし、この中で、スクープを連続している「しんぶん赤旗」の役割、国対委員長として国会内でどのように『野党国対』と共闘に心をくだいているかについて、具体例をあげて詳細に紹介しました。

参加されたみなさん、口々に「今日の話はよかった」「面白かったし、勉強になった」と言っていただきました。

 

 

講演の最後に私は、この5年間の市民と野党共闘の画期的前進について触れ、「いま野党共闘は、政策的一致という点では大きな前進を遂げているが、問題は『一緒に政権を取る、政権をつくる』という合意が焦点になっている」と指摘。

「個々の選挙区での野党共闘は相手のある話で、山も谷もあるが、日本共産党の躍進のための取り組みは今すぐにでも独自に出来る」として、宣伝、支持拡大の取り組みに直ちに取り組み、「南区後援会の底力を発揮しよう」と呼びかけました。

 

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討論では、「国会の状況もあり、宣伝に出ようと10人が集まったが、いざマイクでしゃべろうとしたらハンドマイクの電池の液漏れで音が出なかった」などの発言もあり、まだまだ「すぐ総選挙」とはなっていないことも反省的に出されました

また、学区後援会として、地域の交通問題調査を行い、要求を整理し、署名活動を繰り広げて実現にこぎつけた活動紹介なと交流しました。短時間でしたが、大事な総会になったと思います。