宇治市長選挙告示、ながさこ(長廻)千春候補を応援

2020年11月30日

 

29日は、宇治市長選挙の告示日(12月6日投開票)。ながさこ(長廻〕千春候補の「第一声」に駆けつけました。

朝早く出て、まずは宇治市の善法寺にある「山宣」こと、山本宣治の墓前に花を手向け、宇治市長選挙勝利、総選挙での日本共産党の躍進を誓いました。

 

 

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告示「第一声」では、ながさこ候補本人とともに、ながさこ選挙事務所事務長で無所属の佐々木真由美・宇治市会議員、私が訴えました(写真は、佐々木真由美・宇治市会議員)。司会は、宮本繁夫同市会議員・選挙事務長。

 

 

私はまず、ながさこ千春候補の「人となり」として、「ご両親を早くに亡くし、ほんとうに苦学して教員になり、その後も、シングルマザーとして3人の子育てをした苦労人」であるとともに、「弱い人に寄り添い、ともに解決しようという政治家に求められる姿勢を持った方」だと強調しました。

 

 

また、「いま、宇治市に求められるのは、市民の暮らし第一の市政への転換だ」と述べ、「相手方の候補者は、『国との太いパイプ』と主張されているようだが、いま求められるのは、コロナ危機のもとで自己責任を押しつけ、市民や医療機関への援助も不十分な『つまったパイプ』ではなく、『市民との太いパイプ』ではないでしょうか」と訴えました。

この中で、「宇治市が太閤堤歴史公園など大型開発のムダ遣いをする一方、公民館を廃止しようとしているが、公民館の廃止というのは単に公共施設をなくすだけでなく、その本質は住民自治と民主主義の破壊に他ならない」と指摘しました。

これに対し、ながさこ候補が養護の支援員を辞めるとき、「退職ごめんね。あなたたちが中学校に行くときは、給食を食べられるようにするからね」と立候補を固く決意したエピソードを紹介。「親子方式の中学校給食を早期に実現できるのは、ながさこ候補しかいないのではないでしょうか」と強調しました。

 

 

さらに、早朝に「山宣」の墓参に行ってから事務所に駆けつけたことを報告し、学術会議への人事介入問題について指摘。「山宣」暗殺など戦前の思想弾圧が、戦争への道であったことを紹介し、「いま、全体主義の道に行くのか、民主主義の道を歩むのかの分水嶺にある」と強調。そして、「桜を見る会で、安倍前総理は、事務所の関与も、明細書も、補填も、いずれもないと、国民と国会にウソをつき続けてきた。自民党の責任は重大であり、宇治市長選挙の一票で、ウソと私物化の自民党政治にきっぱりとノーの審判を下そう」と呼びかけました。

もう1枚、山宣墓前の写真です。

 

 

最後に、「ここ宇治市では、京都府知事選挙で福山和人候補が46%を得票した力があります」と指摘。「いま、市民の中から生まれた『こんな宇治プロジェクト』という新しい共同が始まった

このたたかいは、市民との共同を広げ、その共同の中から生まれたながさこさんの勝利で、新しい日本の展望を切り拓くたたかいでもあります」と強調し、「この大義あるたたかいに勝ち抜こう。日本共産党も全力を尽くす決意」と挨拶を結びました。