着物で「ブラこくた」第2弾の収録//京指物師の井口彰夫さん

2020年11月29日

 

28日、先日、ロケハンを行った着物で「ブラこくた」第2弾の本番収録のため、京指物師の井口彰夫さんの工房を訪ねました。

今後、編集作業を経て、年内にはアップする予定ですが、少しだけ「さわり」をご紹介します(詳しくは、私のHPやYouTube、JCP京都のLINE公式を通じてアップされるものをご覧ください)。

 

 

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スタートは、京都御所の堺町御門から。今回は、精華大学講師で思春期アドバイザーの、あかたちかこさんにお付き合いいただきました。

 

 

まず、秋らしいとても素敵な着物姿の、あかたさんと京のまちをぶらつきます。

 

 

途中、京菓子「松風」で有名な松尾常盤さんによって、ひとしきり菓子談議に。

 

 

ようやく井口さんの工房に到着。まずは、私がかつて購入した井口さん作の黒柿の「香合」をめぐって話が盛り上がりました。

 

 

 

同じ京指物、木工芸をやられている大谷普賢さんからいただいた杉製のマスク入れ「万寿久」も、井口さんいわく「こんな発想は、私には浮かばないわ。普賢さんらしいですな」と話題の一つに。

 

 

話題は、「京指物とは何か」から始まり、林業と京指物の「材」をめぐるお話、「国と国土の基本となる林業、農業、水産業と環境や災害問題が、いかにつながっているか」「京指物と働けば普通に暮らせる賃金とゆとり」などに広がりました。また、道具類の紹介や実際の実演も収録しましたので、ぜひご期待下さい。