京都市上京区の「日本共産党を語る集い」で訴え

2020年11月17日

 

報告です。15日、京都市上京区で開催された「日本共産党を語るつどい」で、たけやま彩子・衆院近畿比例予定候補と一緒に訴えました。くらた共子京都市会議員が司会を務めました。

 

 

「つどい」では、冒頭、先に開催された「市民と野党共闘で新しい政治を 京都1区のつどい」に寄せられた原口一博・立憲民主党副代表と中村喜四郎・衆議院議員(立憲民主党)の「ビデオメッセージ」を視聴。
私自身もあらためて視聴しましたが、野党共闘の前進が力強く感じられる内容で、ぜひ多くの方々に視聴いただきたいですね。

続いて、青年お2人から「日本共産党と、こくた衆院議員への期待」のスピーチをいただきました。

保育士として働く青年は、「コロナ感染を絶対に出さないように、緊張と不安の中で一生懸命に保育に取り組んでいます」など保育現場の実情、「ギッリギリの労働条件で仲間が頑張っている」と切々と訴え。「政治を変えないとこうした現状は改善しない」と国会要請行動を行った経験を報告し、「この時、私たちの願いに正面から応えてくれたのが日本共産党と、こくた議員」と党躍進への期待を語っていただきました。

 

 

午前中の北区で開催された「食材提供プロジェクト」に参加してから駆けつけたという民青同盟の青年は、アンケートで対話した学生の実態を報告し、「こうした学生が自分の頭で主体的に思考し、次は一緒にボランティアに取り組んでくれている。青年学生はいま、政治がおかしいと声を上げ、動き始めています」と力強く訴え。「青年の中での取り組みをさらに広げ、新自由主義による政治のゆがみをただすため行動し、学び、成長したい」などと、政治変革への希望と展望を訴え。会場から大きな拍手が起こりました。

 

 

つどいの最後に、会場から寄せられた質問に答えました。

 

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私からは「3つの柱」でお話ししました。

第一は、「コロナ危機への対応で、政治の有り様が問われている」として、①PCR検査の抜本強化など検査・追跡・保護体制と医療機関などへの支援強化、②「このままでは年が越せない」という悲鳴に政治が正面から応える、③「自助・共助・公助」など自己責任論の押しつけでなく、憲法25条に基づく公衆衛生・社会保障の向上、「日本共産党の7つの提案」について訴えました。

 

 

第二に、「日本学術会議人事介入問題と問われる日本の進路」として、「自由への介入の小さな兆候も見逃してはならない」との宮澤喜一元総理の言葉も引いて、「異論の排除という全体主義の道か、民主主義の道か、いま時代の分水嶺に来ている」と強調しました。

第三に、「政治を変える力は国民の中にあります」として、コロナ対策でも、検察庁法の廃案でも、憲法改悪を阻止してきている点でも、「市民と野党共闘、国民のたたかいは大きな成果を上げてきている」と紹介。

「いまこそ、市民と野党の共闘で連合政権をつくろう」「日本共産党の勝利・躍進なしに野党共闘なし」と、総選挙での日本共産党の躍進を訴えました。

 

 

たけやま彩子・比例予定候補は、右京区での学生への食材提供プロジェクトから駆けつけ、「食材提供プロジェクトに合鴨農法でつくられたお米が300キロも提供された。これは実は、高級料亭用に栽培されたものだが、コロナ禍で料亭にもお客がないからと売れ残った。政治が本来やる仕事は、農業者のこうしたお米を買い上げ、学生や生活に困ったみなさんに分けることではないか」などと訴えました。