緊急に野国連開催。総理出席の「集中審議」の開催を申し入れ。与党は月内開催を約束

2020年11月11日

10日、国会内で野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。

衆参両院の予算委員会での集中審議を今月中に開くよう求めることで一致し、自民党国会対策委員長に申し入れることを確認しました。

 

 

会談で私は、あらためて日本学術会議人事介入問題の菅総理の答弁のデタラメさの重大性を指摘しました。
参院において立憲民主党の質問が終わって自民党議員の質問に今までの答弁と違う答弁を行ったこと。
総理は、任命拒否の理由を「推薦前の『事前の調整』がなかったことを新たに挙げた。さらに「以前は『事前の調整』があったかのように答弁したが、昨日の野党合同ヒアリングで、大西隆・元学術会議会長は「事前に何かを『調整』したことは一切ない」と述べている。平気でウソを言ったことになる。徹底してただすために総理の出席の下での予算委員会の集中審議を開催する必要があると発言しました。
あわせて、世論の動向を見ると学術会議人事介入問題の重大性の浸透がまだまだ弱い。次の土日、お互いに地元での宣伝や国民運動を強化し、世論を起こしていくことが大事だと述べました。

新型コロナ感染症の感染拡大、米大統領選挙を受けた新大統領のもとでの対米政策、日本学術会議任命拒否問題での虚偽答弁など問題は山積している点を共有し、そのためにも集中審議を開催し、議論する必要があるとの認識で一致しました。

 

 

野国連後、立憲民主党の安住淳国対委員長と自民党の森山裕国対委員長が会談。予算委員会の集中審議を月内に実施することで合意し、具体的な日程や杉田和博官房副長官の出席などについては、与野党間で調整することになりました。