大阪市の存続決定。住民投票は歴史的勝利。

2020年11月3日

 

既報のように、1日、行われた「大阪市を廃止することの是非を問う住民投票」(大阪都構想)の開票の結果は「反対」が多数となり、大阪市の存続が決まり、制度案は廃案に。

大阪市を廃止・分割する大阪都構想の制度案否決は2015年5月の住民投票に続いて2度目です。(下の写真は、しんぶん赤旗の紙面より)まさに歴史的勝利をおさめたといえます。

9月中旬の世論調査では、大阪市廃止が多数で「存続」との差が13・8ポイントもありました。公明党が選挙の思惑もあり、維新と共同歩調の「賛成」に回るなどの困難を打開し、態度を決めかね迷っている市民に、最後まで情報提供型を貫いた宣伝などで大逆転を勝ち取ったのです。
市民の良識と共同の力の勝利です。
近畿と全国の心ある人々の応援も受けた大阪の草の根の闘いの勝利です。

 

 

「明るい民主大阪府政をつくる会」の荒田功事務局長、「大阪市をよくする会」の福井朗事務局長、日本共産党大阪府委員会の柳利昭夫委員長、山中智子大阪市議団長が記者会見を行いました。日本共産党の清水ただし衆院議員が参加。(写真下は、しんぶん赤旗の紙面より)

 

 

柳氏は「賛成に投票された方も大阪市をよりよくしたいという思いは共通。政令市の力を生かして市民の命、暮らしと営業を守るためにすべてのみなさんと力を合わせていきたい」と語りました。

(下の写真は、清水議員のFacebookより)

 

 

山中氏は「これでノーサイド(終了)にして、制度いじりではなく、当たり前の自治体に戻しながら、政令市を残してよかったと思っていただけるよう市民と一緒に市政をすすめていきたい」と涙ぐみながら語りました。

 

下の写真は、これも清水議員のFacebookより。