「『学生のまち』京都を生協はどうやって支えるか?」(第2弾)に参加し発言

2020年10月13日

 

報告です。10日午後、京都生協連が企画した緊急企画「『学生のまち』京都を生協はどうやって支えるか?」(第2弾)に、生協の参加要請を受け、オンライン(ZOOM)で参加しました。

今回の企画は、7月に企画された同名の第1弾企画に続き、どちらかというと今年入学した1回生(新入生)に焦点を当てたもので、私も、「経済的な困難」にとどまらず、「友達ができない」「オンライン授業ばかりで交流の場がない」などの切実な声を直接聞くことができ、大変勉強になりました。

 

 

「意見交換」の場で発言した私は、「シンポジウムの最初から参加させていただき、今日は学生のみなさんの置かれている状況を、お聞きすることができて大変勉強になった」とし、まず「先ほどの中森常任理事の報告を聞くと、大学生協の経営は大変厳しいものなっている。しかし、政府のコロナ対策には、『大学生協への支援という枠組み』そのものがなく、日本共産党は『コロナ対策 政府・与野党協議会』の場において、抜本的支援の強化を求めている。大学生協としても、国、京都府・市への思い切った支援を求める行動を」と呼びかけました。

 

 

同時に私は、「大学生協は大学自治の重要な構成団体でもある。その存在意義は、学生生活の直接的な応援、学生の意見交換と成長の場の提供とともに、大学の構成パートとしての社会的発信にあると思います」として、今日の学術会議『任命拒否』問題につ関連して、「日本で初めての大学生協は同志社大学で始まり、その創立直後に京都大学の滝川事件も起こり、同志社大学生協のあゆみのなかにはそのことが記載されている。また、立命館大学では滝川事件で京大を追われた教授陣を法学部に迎え入れ、学問の自由を敢然と擁護した。こうした大学と大学生協の歴史に立って、今日的な発信を行ってこそ、大学生協本来の存在意義を果たせるのではないでしょうか』と問題提起しました。

また、『自助、共助、公助』として、「自己責任を果たせ」と主張する菅政権の政治姿勢を批判。NHKで報道されたシングルマザーのおかれた窮状も紹介して、「いま求められるのは政治、『公』の役割発揮だ」と強調しました。

さらに、「オンライン授業ばかりで、友達が出来ない」などの要求に応え、「大学生協が『人的交流と意見交換の場の提供」など、役割を発揮されるよう期待しています」とエールを送りました。

 

 

次の予定のため、13:45~15:30の参加となりました。