たけやま彩子・衆院近畿比例ブロック予定候補の「お披露目宣伝」

2020年10月1日

 

報告です。27日の夕刻、JR長岡京駅前でのたけやま彩子(武山さいこ)衆院近畿比例ブロック予定候補(23日、第2次発表)「お披露目宣伝」に駆けつけ訴えました。

国道171号線が意外にすいており、少し早く現地に着いたこともあり、恒例の「呼び込み宣伝」を行い、その中で私は「コロナ感染症対策を通して、日本の医療、保健衛生体制がこれほどまでに脆弱であったのか、その一端を垣間見ることができた。こうした中、安倍政権を『継承』し『自立・自助』を強調する菅内閣の土台はもろく、早晩、『日本の社会はこのままで良いのか』と真面目に考え始めた国民から見放されることでしょう」と指摘しました。

 

 

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街頭演説の「本番」では、私はまず「今日は、先に第2次発表された、たけやま候補のお披露目の宣伝ですが、衆院近畿比例ブロックは、全国最大の定数28名です。ところが、日本共産党の議席は2議席でしかない。ご当地の長岡京市議会は定数24名で、武山さんが議員を辞職し、府会に挑戦する前までは6議席でした。実に4分の1の議席でした。近畿比例で7議席をとは言わないが、国民の願い実現のために、みなさんのお力で、せめて倍の4議席にさせてください」と訴えました。

 

 

続いて、私は、菅新政権の「自助、共助、公助」の新自由主義による医療、保健衛生、福祉の切り捨ての路線について、「これは菅さんひとりの政策ではなく、小泉構造改革以来の自民党そのものの基本姿勢であり、そのことは2012年の自民党綱領改正案に書き込まれている」と指摘。これに対し、皆さんとご一緒して、「憲法25条が保障する生存権を土台に、同じく25条が規定する『社会福祉と公衆衛生の向上、増進』という『公』の責任。すなわち政治の責任をきちんと果たさせようではありませんか」と訴えました。

 

 

さらに、コロナ後の社会を展望する「日本共産党の7つの提言」について言及。とくに「ケアが大切にされる社会」「子どもと学生の学びの保障」「8時間働けばふつうに暮らせる社会」「文化芸術が大切にされる社会」について丁寧に説明し、「コロナ後は、コロナ前よりもより良い社会になったという、新しい日本の政治をご一緒に切り拓きましょう」と呼びかけました。

 

 

最後に、「では、新しい社会を切り拓く力はどこにあるのか」として、「それは、市民と野党の共闘、そしてその要としての共産党の前進にかかっている」と力説。

「先の臨時国会での総理大臣指名選挙では、すべての野党が枝野幸男・立憲民主党党首に投票し、衆院ではその数は134であった。衆院の過半数は233、あと100議席ひっくり返れば政権は交代する。100議席は遠いように見えるかもしれないが、逆流の中で交代を余儀なくされた2017年総選挙でさえ、すべての小選挙区で野党が一本化していたなら84の選挙区で勝っていた」と紹介。「政権交代は、今や現実的な射程に入っている。ここ長岡京市、向日市、大山崎町から、たけやま彩子さんを先頭に、比例代表は日本共産党と広げに広げていただき、なんとしても勝ち抜かせていただきたい」と力を込めて訴えました。