京都1区「3日間連休行動」その2-①//京都市下京・南区で街頭宣伝

2020年09月22日

 

3連休京都1区「3連休行動」の2日目は、京都市下京区・南区での行動。街頭演説を3ヵ所(下京区ではJR丹波口駅北のマツモト、南区では烏丸札の辻西入ると、イオン洛南店東)で行い、それぞれの宣伝場所に下京区・南区の府・市会議員全員(西脇いく子・山内よし子の両京都府会議員、かまの敏徳・井上けんじ・森田ゆみ子の各京都市会議員)がそろいました。

写真下は、JR丹波口駅北のマツモト前で。

 

 

私の訴えは、冒頭に、お彼岸や敬老の日、中秋の名月(今年は10月1日)など季節に触れ、私が折々の京菓子や和菓子を愛でていることを紹介。集まっていただいた方から「こくたはん、おはぎやったら、やっぱり東寺横の巴屋のおはぎやで」、「そやな。私は昔から食べてる。甘さが甘すぎず、いい塩梅やからね」と心通わせました。

 

 

そのうえで、訴えの第一に「菅さんの掲げる『自助、共助、公助』について、「この新自由主義の考え方は、もともと小泉内閣が社会保障を全面的に削る論理として持ち出したものだ」と批判。この間、京都でも全国でも、いかに医療や保健衛生体制が脆弱になったかについて指摘し、日本共産党は、「福祉切り捨て、自己責任の押しつけである『新自由主義』のあり方を転換し、医療、介護、公衆衛生の抜本的充実、子どもたちも安心して成長できる社会、分断でなく、温かい助け合いの社会をつくろう」と強調しました。

また、1月17日の各紙「社説」が、「阪神淡路大震災の教訓を風化させてはならない」と書いたことを紹介。「あのとき、みなが必死になって努力し、みんなが支え合った。ボランティア元年と言われたものだ」と指摘し、「当時、一番足りなかったものは国の役割の発揮、すなわち公的責任を果たすということではなかったでしょうか」「憲法25条は、国民の生存権と同時に、社会保障や公衆衛生の充実という国の『責務』を定めている。いまこそ、国の公的責任を果たさせようではありませんか」と強調しました。

写真下は、烏丸札の辻のスーパー藤田前。

 

 

また、「京都は大学のまちでもある。学生がキャンパスには入れない、オンラインの授業で質問や討論が上手くできない、友達がつくれない、バイトがない、『学費を半減してくれ』という学生の訴えは当然です。世界一高い学費を払い、有利子の奨学金を借りなければならないなど、OECD加盟のおおよそ先進国では考えられない。いまこそ学費を半減し、学生が安心して学べる環境をつくろうではありませんか」と訴えました。

さらに、インバウンド、外国人観光客頼みの政府の経済政策を批判し、「内需拡大型の経済、家計消費を促すため消費税の5%への減税が、いまこそ必要」と力を込めました。

写真下は、イオン洛南店東。

 

 

第二に、私は、「では、そうした政治転換をどのように、はかるのか」として、この間の「市民と野党共闘の画期的前進」について触れ、「16日、臨時国会の総理大臣の選挙で、野党がそろって新立憲民主党の党首・枝野幸男さんに投票した。これは日本共産党として初めてのことです」と紹介。

衆議院では134名が枝野さんに投票した。あと100議席増やせば、野党連合政権が実現できる。これは遠いように見えるが、2017年総選挙の得票数でも、すべての選挙区で野党が一本化していたなら84選挙区で野党が勝っていた。だから、野党連合政権の実現というのは、現実的課題となっている」と力を込めました。

 

 

最後に、「市民と野党共闘の前進を支える要は、なんといっても日本共産党の前進です。比例代表選挙では日本共産党と書いて投票していただきたい。この京都1区では、私、こくた恵二を必ず勝たせていただきたい」と訴え、演説を結びました。