近鉄伏見駅前で、西山府議・山根市議とともに党躍進の訴え

2020年09月21日

 

19日、京都市伏見区の近鉄伏見駅前で、西山のぶひで京都府会議員、やまね智史京都市会議員ともに党躍進の訴えを行いました。

私はまず、「今日、伏見にやってきた主な目的は、そろそろ選挙も近いと言われているからだ」と切りだし、「比例代表で日本共産党とお書きいただきたい。近畿ブロック28人の定数です。このうち共産党はたった2議席しかない。これではあまりにも小さすぎる。ですから、比例代表で、日本共産党をせめて倍の4議席にしていただきたい、このことを訴えに上がったというわけであります」と強調しました。

 

 

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そのうえで、私は大きく4つの点で訴えました。

第一は、菅新政権が掲げ「継承」しようとしている「新自由主義」の路線を根本的に変え、その害悪を克服しようということです。

この点で、私は「新しい政治のうねりが今起きている。それは激動期に入ったということであります」として、「選挙が近いということもあるが、コロナ禍の中で、みんなが今の日本の政治はこれでいいのか、社会はこれでいいのかということを考え始めている」と強調。

新たに総理になった菅さんが『自助、共助、公助』というならば、まず『公助』、国民の命と暮らしを守る『公』、政治の責任が問われなければならないと思うのですが、いかがでしょうか」と訴えると、聴衆のみなさんから「そうだ」と大きな声援が起こりました。写真は、暑い中、お集まりいただいたみなさん。

 

 

第二は、「菅新政権の政治を根本から転換する。その方向性はどこにあるのか」として私は、「3つの根本的転換」(①憲法にもとづく立憲主義、平和主義、民主主義の回復、②貧困と格差を是正し、暮らし第一の政治をつくる、③ジェンダー平等と個人の尊厳が尊重される社会の実現)を強調し、「コロナ後の社会についての日本共産党の7つの提案」を紹介しました。

この中で、特に私は、戦争法が強行されて以来の国民的運動と野党共闘の努力とともに、「経済をどう再生するのか」という点に関連して、「先ほど山根議員からも指摘があったように、外国人観光客、インバンド頼みの観光政策や経済政策でなく、地域にねざした循環型の経済、内需と消費購買力の向上による経済再生政策へと転換する必要がある。特に、内需の中心である家計消費を温めるために、消費税の5%への減税が緊急に求められている」と強調しました。写真は訴える、やまね京都市議。

 

 

第三に、「そうした希望ある政治を実現する力はどこにあるのか」という点です。

私は、「それは市民と野党の共闘にある」として、「この5年間で市民と野党の共闘は大きく前進している」と強調。その内容として、首班指名選挙での枝野幸男・新立憲民主党代表へのすべての野党の投票について、「野党連合政権への大きな第一歩」「連合政権が現実の目標として定まった」と指摘。また、検察庁法案の廃案、高校生の運動により大学入試制度改悪が阻止されたこと、学費半減を求める学生の運動の広がりを例に挙げ、「市民と野党の共闘が、新しい国民の運動のうねりを起こしつつある」と強調しました。

 

 

最後に、「この市民と野党の共闘のもっとも大きな推進力が、日本共産党だ」と力を込めました。

日本共産党の特質とは何か。それは、困ったときには共産党。伏見区で大問題になった民泊問題でもコロナ問題でも、困ったときには共産党というのが私たちの誇るべきところ」と指摘。また、東京都知事選・都議補選など、選挙戦での新しい共闘のうねりについて触れ、「ここにこそ政治を変える展望がある」と強調し、「この党を来たる総選挙で、ぜひ勝たしていただきたい。比例は日本共産党と書いていただきたい」と再度訴え、演説を結びました。