YouTube番組「着物で、ブラこくた」を収録しました
2020年09月21日
遅くなりましたが報告です。完成が楽しみです。
先頃、ロケハンを行ったYouTube番組「着物で、ブラこくた」の収録にのぞみました。JCP京都の青年サポーターのみなさんが朝早くからスタンバイ。カメラマンあり、脚本家あり、動画編集にたけたプログラマーあり、動画作成に興味のある中学生ありの多彩なメンバーです。
この企画は、「人間こくた」の素顔と京都の伝統産業に光を当てて定期的に収録をしようとする試みで、第1回目は「箔屋野口」さんです。写真左に写るのが野口さんの手による金箔で彩られた屏風です。
奥には素敵なお庭が望めますが、まずは、着物で伺ったことからお話しし、ごあいさつから収録。
2テイク目は、2階の工房で撮影。
まずは、そもそも金箔とは何か、どのようにして西陣織の帯などに織り込まれるのかの説明から。
最後に、尾形光琳の作品(紅白梅図屏風)で使われた金箔、銀箔についての「真偽」をめぐる論争について、美術界の「権威」に対して、金箔職人を意地をかけて野口さんが3年越しで挑んだお話をお聞きしました。また、私の方からは伝統産業の継承の重要性、道具や材、後継者をどう育てていくのかなどの課題について言及しました。
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配信には、動画編集作業などで10日前後かかるようですが、JCP京都のLINE公式に登録すれば、でき次第ご覧になれますので、ぜひ登録いただき、拡散してもらえれば幸いです。
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