JR尼崎駅前、倉林副委員長とともに街頭宣伝。比例での党躍進、こむら勝利を訴え
2020年09月14日
12日、尼崎日本共産党第41回定期総会の後、JR尼崎駅前に移動し、倉林明子参院議員・党副委員長、こむら潤兵庫8区予定候補(衆院比例近畿ブロック重複)・尼崎市議、と訴えました。
私は、「情勢は大激動の時代に入っている」として、「それは政局の動向という問題だけではありません」と指摘。「それは、私たちがコロナ危機という新しい体験のもとで、日本の政治はこれでいいのか、日本の社会がこのままでいいのかということを、みなが問い始めている。ここに政治の激動の土台がある」と強調。「いま、日本の公衆衛生や医療、社会保障が、いかに脆弱だったかということにみなさんが気づき始めたんだろうと思います。私が住んでいる京都でも、11行政区あるにもかかわらず保健所はたった1ヵ所しかない。大阪市では24区にあったものが今や1ヵ所だけ」「公立私立病院連盟の邊見会長は、国は『効率至上主義』で、病院のベッドを常にいっぱいにしないと診療報酬がまともにおりないという体制になっている。自治体病院に税金を使うことはムダだという考え方がはびこっている」と警告し、新自由主義を厳しく批判していると紹介しました。
また、「この点で、この兵庫・尼崎では、公害闘争以来の伝統、そして塚口病院の廃止を巡って、1カ月あまりの間に市民8万人の『病院を守れ』という署名があつまった。尼崎にはこうした新自由主義とのたたかいの歴史と伝統があります。今、新自由主義の暴走とたたかう土台があります」と強調しました。
そして、「では、日本共産党は今の政治をどういう方向で変えようとしているのか」として、「日本政治の3つの方向転換」、すなわち「第一に、憲法を守って立憲主義、平和主義、民主主義を回復する、第二に、格差をただし、暮らしを応援する政治に切り変える、第三に、多様性を認め、個人の尊厳を大切にする政治を実現」すると強調。コロナ後を見据えた日本共産党の「7つの提言」も紹介。「この7つの提言を体現している方が、こむら潤さんです」と強調。さらに、「これに加え、いま新自由主義からの転換が問われている」と改めて強調しました。写真は、訴えるこむら潤さん。
演説の最後に、私は、こうした「新しい社会を切り拓く力は、市民と野党共闘の前進、とりわけその要としての日本共産党の躍進にかかっている」と指摘。
「兵庫県は、藤木洋子さん当選を勝ち取った1996年総選挙、大沢たつみさん当選を勝ち取った1998年参議院選挙、堀内照文さん当選を勝ち取った2014年総選挙とも、近畿全体で票の伸びを大きく上回る票を伸ばして勝利に貢献してきました。すなわち、歴史的に見て、兵庫は近畿における党躍進のシンボルでした。こうした伝統の力を発揮し、この尼崎で大きく日本共産党の票を伸ばしていただき、近畿比例4人、こむら潤さんを含めふくめ4人を必ず勝たせていただきたい」と力を込め、演説を結びました。
写真は、集まった聴衆の大きな声援に応える私と倉林、こむら氏。