山下副委員長と衆院近畿比例四候補そろい踏み@大阪・梅田ヨドバシカメラ前//【動画】もご覧ください

2020年09月13日

 

報告です。11日、国会から駆けつけ、山下芳生党副委員長と衆院比例近畿ブロック4人の予定候補、清水ただし衆院議員宮本たけし前衆院議員、こむら潤尼崎市議、私・こくた訴えました。
司会は、たつみコータロー前参院議員が務めました。写真下は訴える山下副委員長。

 

 

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私の訴え(大要)は以下の通りです。

こんばんは。ご紹介いただきました日本共産党のこくた恵二です。京都1区の比例重複候補でもあります。そして先ほどの、こむら潤さんは、兵庫8区の比例重複候補でもあります。

 

 

いま、「大激動の時代に入っている」というお話が先ほどありました。

私は、政局の動向という問題だけではない。それは、私たちがコロナ危機という新しい体験のもとで、日本の政治はこれでいいのか、日本の社会がこのままでいいのかということを、みなが問い始めている。ここに「激動」の土台があると思っています。
日本の公衆衛生や医療、社会保障が、いかに脆弱だったかということにみなさんが気づき始めたんだろうと思います。

それは、この大阪では保健所が24あったが、たった1ヵ所に集約されている。私が住んでいる京都でも、11行政区あるにもかかわらず保健所はたった1ヵ所しかない。全国では890ヵ所あったものが、今では469ヵ所に減っている。これほど脆弱な事態が横たわっている。

公立私立病院連盟の邊見会長は、「国は『効率至上主義』で、病院のベッドを常にいっぱいにしないと診療報酬がまともにおりないという体制になっている」「自治体病院に税金を使うことはムダだという考え方がはびこっている」と警告しています。「効率至上主義すなわち新自由主義」を厳しく批判しています。

 

 

今、こうした日本の脆弱な公衆衛生、医療の現状を変える必要があるということは、もはや明白ではないでしょうか。

では、この時期になぜ今日本共産党か。それは、この新自由主義と全国で、京都でも、大阪でも、兵庫でも、どこでも一貫してたたかい続けているただ一つの党が日本共産党です。新自由主義とたたかい、みなさんの暮らしと安全を守ることのできるただ一つの党が日本共産党だということが、この党を選んでほしい最大の理由であります。

 

 

みなさん。私たちは次の政治の方向性、展望も明らかにしています

先ほどから、みなさんお話しされましたが、私たちは「我ひとり道を行く」という党ではありません。「綱領」という私どもの大方針の中に「市民と野党の共闘」、すなわち、「統一戦線で政治を変える」と書き込んでいるただ一つの党です。この党が伸びてこそ、政治は変わります。

その方向は、第一に、憲法を守って立憲主義、平和主義、民主主義を回復する、第二に、格差をただし、暮らし第一、暮らしを応援する政治に切り変える、第三に、多様性を認め、個人の尊厳を大切にする政治を実現するという、この「3つの政治方向」をみなさんと一緒に追求・実現する党です。

いま、この点ですべての野党が一致団結しようではないか。こうして市民と野党共闘の次なる発展をつくろうではないかと追求している党であります。
新たに、いま日本を覆う閉塞状況の根本にある「新自由主義を根本から転換する」という展望を指し示している党です。この日本共産党を伸ばしてこそ政治の新たな展望が切り拓かれます。みなさんの大きなご支援を、日本共産党へとよろしくお願いいたします。

 

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『動画』です。ぜひ、ご覧ください