京都北地区、南地区党会議//「総選挙で決着を」と挨拶

2020年09月8日

 

6日、コロナ禍の中でもあり、広い会場で短時間で開催された京都北地区党会議、南地区党会議に出席し挨拶しました。

 

 

私は、まず第一に、「いま、情勢は新しい激動の時代中にあります。『しんぶん赤旗』をお読みになってお気づきかと思いますが、党首である志位和夫委員長が8日から3日間連続で街頭演説に立つという予想される総選挙に向け、緊迫感ある取り組みを行っています」と紹介。
「京都にはいま、1万7000人余の自民党員がいるが、総裁選にむけ党員投票という形で、全党員にベルトを掛けている」「こうした構えに負けることなく、私たちも、安倍自民党政権に総選挙で終止符を打つ、決着をつけるという構えで取り組む必要がある。その最大の取り組みが、全支部、全党員の傘下による党員拡大をはじめとする党勢拡大の『月間』の成功です」と強調しました。

 

 

第二に、「総選挙で勝つためには、どうすればいいか。それは、『比例を軸に』した取り組みに徹することだ」として、「衆院比例近畿ブロックの定数は28だが、このうち共産党は2議席でしかない。北区の市議は定数5で2名、南区も定数5で連続2議席をかちとっている。衆院比例近畿ブロックは全国最大の定数だが、2議席ではあまりにも少ないではないか」と強調しました。

また、維新についても強調し、「維新は近畿では比例で第2党の位置にいる。維新が改憲という点でも新自由主義の路線という点でも、自民党の別働隊であり、その先を行く危険な先兵の役割を担っていることを徹底して暴露し、当面、大阪市を廃止する大阪都構想をめぐる住民投票に必ず勝利する必要がある」と力説しました。

 

 

第三に、「政治のもう一つの特徴は、市民と野党の共闘が大きく進化し、現実の政治を大きく動かしていることだと強調。
「安倍政治の7年8ヵ月がどういう政治だったのか」と落ち着いて考えてみよう。直近のコロナ対応で、後手後手、アベノマスクを配っただけ。それとの対比で、市民と野党の共闘が特定給付金や持続化給付金、PCRの拡充など当面するコロナ対策でも、また、検察庁法改正案の廃止でも、安倍改憲阻止のたたかいでも、「安倍政治の尻をたたき政治を前に動かしつつ、政治の私物化とは厳しく対決し、大きな成果を上げてきた」と強調しました。

最後に、「前衛」9月号での3野党国対委員長の「鼎談」の内容についても触れ、「野党共闘の画期的前進に確信を持ち、当面する総選挙で、比例代表ではその要となる日本共産党の躍進を、ご当地の京都一区では、私・こくた恵二を何としても勝たせてほしい」と訴えを結びました。