3ヵ月ぶりの開催「下京朝カフェ」にお邪魔しました

2020年09月7日

 

6日、コロナ対策で中止されていた「下京朝カフェ」が、3ヵ月ぶりに開催され、西脇いく子京都府会議員かまの敏徳京都市会議員ととも参加しました。

 

 

私はまず、安倍総理辞任と自民党総裁選挙について触れ、「安倍さんは病気を直接の原因として辞任表明された。しかし、本質は、国民の声と運動に追い詰められ、また、内政でも外交でも行き詰まって辞めざるを得なかったということだ」と述べました。

アメリカとの関係でも中国やロシアとの関係でも外交が行き詰まり、「ロシアとの領土交渉では、石ころ一つ帰ってこなかった」と揶揄されるほどだと紹介。

国内では、「コロナ対策では、アベノマスクに象徴されるように『遅すぎて、小さくて、役に立たない』、後手後手で的外れな対策が目立ち、失笑をかう状況だ」と指摘。また、「病気への同情と、安倍さんが辞めたら何か変わるのではとの幻想もあって、内閣支持率が上がっているが、事実を思い起こし、きちんと周りの人と対話しなければならない」として、「桜を見る会、森友・加計問題、検察庁法改正問題、河井前法相夫妻の公選法違反・買収問題など、政治の私物化、また、戦争法や改憲など民主主義破壊を極めたのが安倍自公政権の7年8ヵ月だった」と強調。同時に、「この7年8ヵ月で、みなさんの生活は良くなったのか、日本経済は大きく減速し停滞しているではないかと問いかけなければならない」と訴えると、参加のみなさん、大きくうなずいていただきました。

 

 

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質疑では、「京都での前原議員の動きなど野党共闘の状況をどう見たらいいのか」、「NHKをはじめマスメディアの状況について」、また、「広島の悲劇など、戦争の悲惨な体験を忘れた政治家ではだめや」とのご意見もだされ、議論が盛り上がりました。

私からは、質問に答え「野党共闘がこの5年間でいかに発展してきたのか」を、経過にそってリアルに報告するとともに、東京都知事選挙・都議補選をはじめ、保守派と呼ばれていた方々ともウイングを広げて共同しつつあることも紹介しました。

その一つで、中村喜四郎衆院議員と一緒に取り組んでいる「総選挙での10%の投票率アップをめざす全国署名」についても紹介し、ご協力を呼びかけました。

久方ぶりの開催とあり、参加者の皆さんからの発言、質問が相次ぎ、予定時間を大幅に超過するほどでした。