京都市中京区3ヵ所で緊急街頭宣伝。平井市議、原田府議と!

2020年09月6日

 

5日、京都市中京区の3ヵ所(烏丸御池、千本三条、西ノ京円町)で、日本共産党中京地区委員会主催の【緊急街頭宣伝】。
原田完京都府会議員、平井良人京都市会議員
と一緒に街頭から訴えました。
写真下の、烏丸御池交差点では若い方4人と高齢のご夫婦が立ち止まって聞いていただき、大きな声援と拍手、激励をいただきました。

 

 

私は、「なぜ今日、本日緊急にみなさんに訴えるのか。それは情勢が激動し、新たな段階を迎えているからです」として、大きく3つの内容を訴えました。写真下は、西ノ京円町。

 

 

まず第一は、「コロナウイルスの感染拡大を通じて、今の政治、今の社会は本当のこれでいいのかとみなが考え始めていることです」として、「日本の医療体制や保健・衛生体制が、これほどまでに脆弱であったのかとみな気づき始めたのではないでしょうか」と述べ、医療関係者などから新自由主義のもたらした弊害への批判が生まれていることを紹介。

また、安倍政権のコロナ対策が後手後手で的外れなものばかりであったことの対比して、日本共産党と野党が共同して、すべてのみなさんにおひとり10万円の給付金を実現させてきたことなどの成果を改めて報告。また、PCR検査の抜本拡充、医療・保健体制の拡充への支援の緊急性について訴えました。

 

 

第二は、安倍総理の辞任表明の下、「安倍自公政権の7年8ヶ月をどう見るのか」という点です。私は、「安倍さんが病気ということでお辞めになった。それはそれで早い回復を願うばかりですが、最大の問題は、安倍政権が行き詰まって辞めざるを得なかったことにある」と指摘。「安倍政権の7年8ヵ月が国民にとって一体どうだったのかが、いちばんの問題」として、先日、懇談した料理飲食業組合のみなさんの切実で痛切な声、また、京都のある観光バス会社が4~6月まで一切仕事がなく138台あるバスが1台も動かせなかった状況を紹介。「コロナ禍の下で大変な危機を迎えているだけではありません。この間の生活と営業、みなさんお暮らしぶりは良くなったでしょうか。雇用状況と働くものの賃金は一体上がったでしょうか。経済指標はGDPがマイナス27.8%とリーマンショック時の17%を大きく上回って悪化している。これが安倍政権の7年8ヵ月だった」と指摘。

同時に、「桜を見る会、森友・加計学園。改憲と改ざん、隠蔽など民主主義を破壊し、政治を私物化してきたのが安倍政権だったのではないでしょうか」と厳しく批判しました。写真下は、千本三条交差点

 

 

第3に、「では、日本共産党は、今の政治をどう切り変えるのか」と問いかけ、①憲法に基づいて、立憲主義、平和主義、民主主義の回復、②格差是正と国民の暮らし第一の経済への転換、③多様性と個人の尊厳が最大限大切にされる政治の実現という、「日本政治の3つの大転換を。これにくわえ、④新自由主義の政治の根本からの転換を」と呼びかけました。

最後に、「安倍自公政治への決別・転換へ、総選挙で決着をつけようではありませんか。市民と野党共闘の前進、比例選挙での日本共産党の躍進、京都一区では私、こくた恵二をなんとしても勝たせていただきたい」と強調し、演説を結びました。

熱い中、支持者のみなさんが駆けつけていただきました。ありがとうございました。