野国連開催//共同ぶら下がり//定例会見

2020年07月16日

 

15日、国会内で定例の野国連(野党国対委員長連絡会)を開催。

 

 

以下の3点を一致・確認しました。

①Go Toキャンペーン(Go Toトラベル)について、新型コロナウイルスの感染拡大と豪雨災害の下で、7月 22日からの実施を見送るべき。②在日米軍基地での感染拡大に対して、徹底した情報開示を要求し、政府の責任で説明することを求めること。
③持続化給付金で電通からの 63の委託先を未だに明らかにしていないなどの闇を徹底追及すること。

私は、感染した米軍基地の閉鎖と米国からの日本への移動禁止を、情報開示とともに求めるべきだと主張しました。

 

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野国連後の共同ぶら下がり会見で、立国社の安住淳国対委員長は、Go Toキャンペーンについてコロナ感染者が増加していることを踏まえて「政府の認識は国民の皮膚感覚とずれている」と批判し、「いま旅行に行って感染拡大につながれば、政府の起こした人災になる。収束を見えたところで行うべき、22日からの実施は見送るべきだ」と指摘しました。

 

 

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定例記者会見では、野国連で一致したことを報告

私は、玉城デニー沖縄県知事「うりずんの会」(沖縄選出・出身の野党国会議員で構成する会)も政府に対して「情報公開をきちんとして、責任をもってはっきりさせよ」「基地の閉鎖ならびに移動禁止」を求めていることは、極めて大切なことで、野国連の中でも主張したことをあらためて報告。

 

 

そして、15日付の「沖縄タイムス」(沖縄の地元紙)や14日のCNNニュースによれば、新型コロナに感染した米軍普天間基地所属の米軍人のうち、少なくとも2人が、米軍関係者用の米政府チャーター機、パトリオット・エクスプレスで、米国のシアトルから嘉手納基地経由で沖縄入りし、「沖縄の米軍基地で感染が広がるきっかけになった可能性がある」と報じられていること、シアトルと嘉手納の両空港では「体温検査と健康に関する質問票の記入のみで、PCR検査は実施していない」ことも指摘されていることを紹介。

 

 

記者のみなさんに配布した資料を示し(上の写真)、パトリオット・エクスプレスは、シアトルから三沢基地、または横田基地、岩国基地を経由して嘉手納基地に到着しており、現在は月に10便が運航されていると述べ、この問題をめぐっては、私が5月13日の外務委員会で取り上げ、政府の姿勢をただした経過があり、極めて重要な問題であることがはっきりしたと強調。

さらに、沖縄の問題であると同時に、感染者が増えるもとで、東京都の横田基地についてもきちんと調べること。情報を公開して、感染源となっている緊急事態のもとで、米国に感染拡大阻止のために緊急に基地閉鎖・封鎖と移動禁止を要求し、感染実態を明らかにして拡大阻止に最大限の措置を取るべきだと主張しました。

 

 

記者団からは、「米軍の移動禁止の範囲などについて」「Go Toキャンペーンの実施見送りについて」「森友学園の大阪地裁での国賠訴訟第1回口頭弁論について」などの質問があり、答えました。