衆院近畿比例街頭宣伝【第2弾】~和歌山、奈良、滋賀を駆ける

2020年07月7日

 

5日、衆院近畿ブロックの2府4県を駆け巡る「衆院近畿日本共産党比例候補・勢揃い街頭宣伝(第2弾)」に取り組み、和歌山、奈良、滋賀で訴えました(写真は、スタート地点の「南海電鉄・和歌山市駅前」で)。

 

 

私は、訴えの冒頭で、まず「熊本県球磨川の氾濫で被災された方、お亡くなりになられた方へのお見舞いとお悔やみを申し上げます。日本共産党はすぐに小池晃書記局長を本部長とする対策本部を立ち上げ、救援・復旧に全力を尽くしています」と表明。続いて、
香港への中国共産党の圧政と弾圧、人権侵害は、まるで戦前の治安維持法と同じものであり、「香港国家安全維持法」に日本共産党は断固として抗議し、撤回を要求するものです」と強調。
「本日投票の東京都知事選挙・都議補選、投票箱が閉まるまでのご支援を」と呼びかけました(写真は、南海電鉄・和歌山市駅前)。

 

 

続いて、「本題の国会報告」として、まず、「今通常国会は、コロナ対策を巡り、政治とはどうあるべきか、その有り様が問われる国会であった」と指摘。「みなさん、安倍のマスクはもう届きましたか? 遅すぎて小さすぎる、役に立たない。ここに安倍政治が凝縮されているのではありませんか?」と問いかけると、集まったみなさんから爆笑とともに大きな拍手が。ほんまその通りではないでしょうか。

同時に、「今国会は、政治は国民の声で動くことも証明された国会でした」として、「日本に住むすべてのみなさんに10万円を給付させたこと、中小企業への家賃補助、不十分だが学生への支援金の実現は、どれをとっても日本共産党と野党の共同が実現させた大きな成果だ」と強調しました(写真は、奈良・近鉄大和西大寺駅前)。

 

 

奈良・大和西大寺駅前には、「とくに意識して集まっていただいたわけではないのだが・・・」とのことでしたが、400名ほどの人だかり。私も訴えに力が入りました。熊本の被災地への義援金カンパも呼びかけられていました。

 

 

奈良では、宮本次郎衆院小選挙区予定候補も一緒に、みなさんの声援に応えました。

 

 

また、「今国会は市民と野党の共闘が、政治を変えた国会でもあった」として、「安倍首相が執念を燃やした自民党憲法4提案を、5国会連続して憲法審査会に提示させなかったこと」「検察庁法改正も、1000万を超えるツイートの広がりの中、こうした国民的運動と連携して野党の共同を深化させ、ストップに追い込んだ」と紹介しました。
さらに、「野党が一致して、『国会を閉じるべきではない』『12月28日の仕事納めまで国会審議を』と要求したのは、コロナ対策と政治の私物化への監視機能、チェック機能を果たす上で、たいへん重要な提案だった」ことを指摘しました(写真は、滋賀・JR草津駅前)。

 

 

最後に、「これら通常国会の一連の内容は、今後の政治はどうあるべきか、政治はどう進むべきなのかということを浮き彫りにした」として、「それは政治の私物化を許さないこと」「そのための道筋は、市民と野党共闘の前進、その心張り棒としての日本共産党の躍進にある」と強調。

河井前法相夫妻の公選法違反・買収疑惑について、「その原資の大半は、政党交付金ではないか。日本共産党は、当初から政党助成金は受け取らないときっぱりした態度をとってきた。いま、国民の税金で政治を買うという事態に直面して、日本共産党がとった態度が光輝いているではないか」と強調すると、ひときわ大きな拍手と声援が起こりました。

 

 

訴えの締めくくりに、「いまこそ、新自由主義、もうけ第一、市場経済万能、環境破壊の社会の根本的転換が必要。その礎になるのが日本国憲法である」と強調し、「そうした希望ある政治の実現ためにも、当面する衆議院選挙での近畿比例ブロックの躍進は絶対条件」「近畿では定数28のうち、日本共産党は2議席でしかない。これではあまりにも少なすぎるではないか。みなさんのお力で、なんとしても2倍の4議席にしていただきたい。比例で『日本共産党』と書いていただく人をうんと増やして、近畿で180万票を実現して、この4名全員を国会に押し上げていただきたい」と力を込め訴えました。