1日、野国連開催/共同ぶら下がり/定例会見を行いました

2020年07月2日

 

1日、国会内で定例の野国連(野党国対委員長連絡)を開催。

西村康稔経済再生担当相が新型コロナウイルス感染症対策を検討する政府の専門家会議の廃止を発表したことについて協議。

専門家会議の当事者に連絡もなしで、”廃止”(3日のヒアリングでは、提出資料に「廃止」と明記しながら、「まだ廃止と決めたわけではありません」などと報告)。

 

提出資料は、写真下です。

 

 

一連の経過は極めて問題だとして、衆参両院で政府に経緯や理由など説明を求め、追及していくことで一致。

 

 

感染者数が増えてる東京都が休業要請の数値基準を廃止(「東京アラート」の指標変更)などは、根拠のない選挙向けのパフォーマンスであったことを認めるものであり、厚労委員会や内閣委員会で政府の対応をただしていくことを確認。

さらに、河井克行・案里夫婦の選挙買収事件について、自民党の説明責任を求めていくことも確認しました。

 

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野国連後の共同ぶら下がり会見で、立国社の安住淳国対委員長は、記者の質問に「政府が臨時国会を開催しない場合は、憲法53条に基づき召集を要求することを検討する」と述べました。
また、東京都が休業要請の数値基準を廃止したことについて「今までやってきたことの失敗をさらけ出すことになるからだろう。都民はこういうリーダーで本当に大丈夫なのか」と指摘しました。

この後、安住氏は「これから、野党国対のメンバーが揃って、宇都宮けんじ選挙事務所を訪問し、激励に出かけます」と報告しました。

 

 

私は、「東京都の対応は科学的根拠なしに、政治的思惑で対応してきたことを認めたことにほかならない」と指摘。「コロナ対応を政治的思惑で、もてあそぶことは許されない」と強調。

 

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定例記者会見では、野国連の報告を行い、記者団からの「東京アラートに関すること」「日銀短観の悪化について」「都知事選について」などの質問に答えました。

 

 

都知事選については、「宇都宮けんじさんを推す、市民と野党の共闘の広がりが終盤になって広がりつつある。小沢一郎氏、中村喜四郎氏、平野博文氏(国民民主党幹事長)、小沢一郎氏、野党国対委員長などが事務所を訪問し、激励をしている。立憲民主党、日本共産党、社民党の代表はもちろん、野田佳彦前総理も応援の訴えを行うなど、新しいうねりをつくりつつある。
自分ファーストのパフォーマンスの知事を選ぶのか、都民の命と暮らしを第一として反貧困、正直、公正の宇都宮けんじさんを選ぶのか、という対決点を鮮明にして、残る期間、ありとあらゆる力を尽くして勝利のためにがんばりたい」と述べました。

 

 

最後に、安倍政権が臨時国会の開催に消極的な態度を取っていることについて、いま考えるべきは「解散」ではなく、「国会を開け。コロナ危機対応と山積する安倍総理の責任にまつわる諸問題を議論することだ」と述べ、「政治的思惑しか頭になく、国民の声に耳を傾ける立場にないのが特徴」と批判し、「国民そっちのけの政治を、いまこそストップさせる、終わりにさせることが、いよいよ必要になっている」と主張しました。