三蔵法師・「玄奘」展、「マンガと戦争展」を鑑賞

2015年08月13日

龍谷大学ミュージアム「玄奘」展――迷いつづけた人生の旅路――を鑑賞。

孫悟空、猪八戒、沙悟浄と言えば「西遊記」。孫悟空らが、お仕えして旅をしたお坊さんが三蔵法師です。

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このモデルとなったのが、名高い中国は唐の時代の僧「玄奘」。シルクロードを経て仏教の聖地「天竺」(インド)へ。足かけ19年間の旅して、中国へ持ち帰った膨大な経典。そして経典の漢訳に生涯をかけました。

会場の床に、五天竺図が描かれ、玄奘三蔵が踏破した道を見ることができるのも面白い。

木造十一面観音菩薩立像は、彫像としての魅力にあふれている。石の奉献仏塔、仏伝浮彫「降魔成道」などは、ガンダーラ地方におけるブッダの姿の造形化として重要と思われる。

この企画は、玄奘三蔵1350年忌として行われています(9月27日まで)

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マンガと戦争展」が、京都国際マンガミュージアム(烏丸御池上がる)で開催中(9月6日まで)です。

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「原爆」「特攻」「満州」「沖縄」「戦中派の声」「マンガの役割」の6つのテーマで戦争に向き合う6つの視点を提示しています。