衆院比例共産党近畿ブロック候補リレー宣伝①//京都、兵庫、大阪

2020年06月22日

 

21日、衆院比例共産党近畿ブロック候補リレー宣伝の「第一弾」として、京都、兵庫、大阪を回り、衆院近畿比例予定4候補(清水ただし衆議院議員、宮本岳志前衆議院議員、こむら潤尼崎市議・衆院近畿比例予定候補と私)がそろって訴えました(写真は、京都駅タワー前でのそろい踏み)。

第二弾は、7月5日に、和歌山、奈良、滋賀の各県を比例4予定候補そろって、訴えに回る予定です。

 

 

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私の訴え(京都駅前の大要)は次の通りです。兵庫、大阪での写真もそえてアップします。

 

みなさん。コロナ禍の中で、暮らしはいかがですか。お困り事がありましたら、まず日本共産党へご相談ください。

京都に帰って、周りのお年寄りのお話を聞きますと、10万円の特別給付金の申請用紙が来て、「どう書いて申請すればよいのか困っている」「うちにはコピー機なんてあらへん」といってコンビニに列ができる状態だそうです。政府には、国民の困り事に心を寄せようとする、こうした考えがない。持続化給付金の申請も含め、お一人おひとりの困難に心を寄せて解決するのが日本共産党です。だから、困ったときは共産党。みなで暮らしの危機を打開しようではありませんか。

 

 

私は今日、ここに来る前に東寺(教王護国寺)さん寄ってきました。21日は弘法大師の命日でもありまして、いつもは縁日がたつのですが、それも「自粛」と、止めざるを得ない。たいへんな状況が続きますが、しかし、私たちには次の希望がある。次の希望のためにしっかりと生きようではありませんか。このことを私は訴えたい。

閉会した国会でハッキリしたことは、まず、政府の対応が後手後手に終始した、また、「対策」は極めて小さく限定的であったということです。こうした中、苦しむ国民、中小業者のみなさんの困難に心を寄せて、政府の「対策」を変えさせてきたのは、市民と野党の共闘の力、市民の声であったということです。

一世帯30万円の限定的な支給を、いろいろと条件をつけてやろうとした「政府の対策は間違っている」と批判して、日本に住むすべての方に一律10万円の給付金を実現させたのは野党であり、日本共産党です。市民の声と野党の共闘が政治を動かした。これも政府は、最初は渋っていましたが、中小零細企業の家賃補助、固定費補助を実現させたのも野党共闘の力です。市民と野党の共闘にこそ、新しい政治を切り開く未来への希望がある。このことを訴えて、今度の衆議院選挙、新しい大きなうねりを作り出したいと思います。

 

 

みなさん。1月20に召集された国会の施政方針演説で、安倍総理は何を訴えたのか。

「国の大もとを決めているのは憲法である。この憲法を変えることが国会議員の使命であり、憲法審議会を開き審議するのが国会の役割である」という趣旨の発言を行い、憲法改悪の宣言を行ったのです。

安倍総理いわく、「自民党は改憲の4項目を提案しているが、それは私の考えとは違う。私は憲法9条に自衛隊を明記する、憲法に自衛隊を書き込むことが私の考えだ」と主張していた。それがコロナ危機が始まると、自民党の4項目の一つ、緊急事態条項を言い始めた。これほどいい加減なことはないのですが、しかし、国民世論と私たちのたたかいは、安倍総理の企みをきっぱりと退けたのです。たった1回、憲法審議会を開催させただけで退けた。ついに5回の国会連続で憲法改悪の策動、これを許さないたたかいを私たちは野党共同でやっているのです。(下の写真は、兵庫・三宮)

 

 

いま、私たちは「国会を閉じる必要はない」「コロナ対策で、国民の苦難に応えるしっかりとした審議をやろうではないか」と野党は、国会の会期を 12月 28日まで194日間延長して国民の苦難解決のためにいうことを提案しました。政府・与党は河井前法相夫妻逮捕問題など、追及を恐れて国会を閉じました。

しかし、国民の世論と野党の取組で、国会閉会中も審議を色々な委員会で行うことに持ち込んだです。ここにも、市民と野党の共闘の力が発揮されて成果を得たのです。

行き詰まった自民党政治に変わる新しい政治の展望を切り拓く力は、市民と野党の共闘にこそ、また、日本共産党の躍進にこそあります。

最後に合わせて東京都知事選挙について、一言訴えます。7月5日投開票で東京都知事選かたたかわれています。全国どこにでも東京にはお知り合いがあろうかと思います。ぜひ、東京都知事選挙では、野党が共同して推す、宇都宮けんじさんをと、広げていただきたい。新しい政治を、ご一緒に切り拓こうではありませんか。(下の写真は、大阪・天王寺にて)

 

 

みなさん。私は冒頭に、東寺のお話をしました。東寺の前の長者さんは、「こくたさん。東寺は、九条町(京都市南区九条町)にあります。やはり九条町は守らんとあかんわな」というお話をよくされました。その心は、「憲法 9条は、何があっても守らんとあかん」ということにあります。私たちは、こうした心に応えて、日本の政治の礎にしっかりと憲法を据えたい。憲法に礎をおいて、国民の暮らしと営業を守る、そして平和を守る。市民と野党の共闘を大きく前進させ、その中心となる日本共産党を大きく前進させて、新しい希望ある政治を、ご一緒に切り拓こうではありませんか。