京都市下京区の「党を語る集い」で入党の訴え

2020年06月24日

 

報告です。20日、京都市下京区の四条地域を中心とした「党を語る集い」で、国会報告を兼ねて入党を訴えを行いました。党外の方が6人参加され、40代、50代のお二人が入党を決意されました。

西脇いく子京都府会議員、かまの敏徳京都市会議員も出席し、討論・質疑にも参加しました。

 

 

私は、冒頭に「今日は、率直に日本共産党に入党いただきたいというお話をしに来た」と切り出し、「それは表札に共産党と掲げていただくことではない」として、「この間、『#検察庁法改正に抗議します』に賛同し、芸能人が賛同の意見を述べると『映画だけでやっておればよい』などの非難のツイートが飛び交ったりします。果ては、『アカ』と呼んでひとくくりで排除するような民主主義の時代にふさわしくない後進性が日本にはまだある。

しかし、京都市長選での『共産党市長NO』広告への市民の反撃や、安倍首相が国会答弁で共産党を『暴力政党』呼ばわりしたことに野党がそろって抗議したように、こうした後進性が克服されつつある」「みんなが声を上げて政治を動かす時代、市民と野党の共闘の中で反共の偏見が克服されつつある新しい時代に、共産党の一員に、ぜひ加わっていただきご一緒しましょう」「私たちはまだまだ未熟な党だが、その志は『政治を変え、国民のための政権をつくりたい』との思いで一生懸命に頑張っている人間の集団。ぜひご一緒に」と呼びかけました。

 

 

その上で、「日本共産党員となると何が違うのか」として、党活動の具体的な内容を紹介。とくに、「会議に参加し、それぞれの持ち場で、『国民の苦難あるところ共産党あり』の活動を進めていくのが主な仕事です」と、学校跡地問題、中学校給食実現、原発再稼働反対・原発ゼロをめざす住民・市民運動に引き続き力の発揮を」と呼びかけました。
ただし、「党員にしかできない活動」として、「それぞれの持ち場で頑張りながら、党員を増やす活動は、党員にしかできません。今、安倍政権に変わる野党政権を作り、それを安定させるには、まだまだ野党共闘の中心を担う共産党に力が少なすぎる。ぜひ、みなさんに、党に入っていただき、力をお貸しいただきたい」と強調しました。

 

 

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そして、国会報告として、「コロナ危機の下で国民要求で安倍政権の『対策』を次々と変えさせることができた。国民の声で政治が動く時代になっていることを実感している」として、10万円の特別給付金、雇用調整助成金の上限額の引き上げ、中小業者への家賃支援の実現に、野党共闘の力がどう発揮されてきたのか紹介しました。

また、「コロナ危機の取り組みはこれからが正念場」として、「コロナ危機で国民が苦しんでいるときに、その給付に関与し、電通やパソナなどがこれを食い物にしている、政官財のズブズブの癒着にメスを入れ、引き続きただしていく」と指摘。また日米安保条約の下で、コロナ禍における在日米軍の無法ぶりについても私自身の外務委員会の質問も交え報告しました。

さらに、「市民と野党の共闘が重要な前進を記録した国会だった。この土台に立って、野党連合政権を目指す努力を行っている」として、①野党が共同で3回にわたり予算案への「組み替え提案」を行ったこと、②検察庁法改正案を廃案に追い込んだこと、③憲法調査会での自民党改正案の提示を5国会連続で見送りにさせたこと、④イージスアショアの配備計画を停止に追い込んだことを紹介し、話を閉じました。

 

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私の話を受け、質疑も行われました。「お話には全て共感できるが、ただ一つ、共産党という党名、社会主義、共産主義社会へのわだかまりがある」「国会での野党共闘が進む中で、京都ではそううまくいっていない。これではだめではないか」などの質問が出され、私の方から一つひとつ丁寧に回答。参加された青年は、帰り際に「よくわかりました。入党の件も真剣に考えます」との感想をお話しいただき、翌日「入党申込書を書きました」と連絡をいただきました。ほんとうに嬉しいことです。