野党書記局長・幹事長会談。「国会会期12月28日までの延長」を提案で一致//野国連・ぶら下がり

2020年06月17日

16日、国会内で野党書記局長・幹事長会談を開催。各党の国対委員長が同席しました。

 

 

新型コロナウイルス感染症による国民経済や生活が戦後最大の危機となっており、今国会の会期の大幅延長が必要だとの認識のもとで、新型コロナウイルスに対応するため、今国会の会期を12月28日までの194日間延長するよう求めることで一致しました。

会期延長の動議を提出することを確認しました。

 

 

日本共産党の小池晃書記局長は「野党が結束して求めているのは『国会を止めるな』ということ。安倍政権が信任に値しないことは間違いないが『国会を止めるな』ということを優先した対応をしていくことが必要」「あらゆる可能性を視野に入れて対応していこう」と述べました。

 

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書記局長・幹事長会談に先立って野国連(野党国対委員長連絡会)を開催。

 

 

今国会の会期延長が必要であること、イージス・アショアの問題について協議し、野党書記局長・幹事長会談を開催し、会期延長提案の論議を行うことで一致・確認しました。

野国連で、私は、野党書記局長・幹事長会談の開催について賛意を表明し、まずイージスアショアの配備・建設停止問題は、安倍総理がトランプ大統領と進めてきた爆買いの一つ、15日の参院決算委員会の質疑を終えてから河野防衛大臣が会見を行って発表するなど徹頭徹尾国会無視、安倍総理が追及から逃れるための行為であり許せないし、野党として発信する必要があると提案しました。

 

 

また、国民の「#警察庁法改正に抗議します」から始まった運動で、安倍内閣の検察庁法のゴリ押しをストップさせたことの意義を述べつつ、いまだに安倍政権が次の国会を視野に入れた狙いを見据えつつ対応をすべきだと述べ、この問題を重視して最後まで詰めていくことを確認しました。

 

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野国連後の共同会見で、立憲民主党の安住淳国対委員長は、野党書記局長・幹事長会談の開催を報告した上で、イージス・アショアの問題について「防衛上の必要性ではなく、トランプ米大統領から言われて買わざるを得なかった疑いが極めて濃厚だ。首相の責任は非常に重い」と指摘しました。