29日、定例会見。野党「補正予算組み替え」共同提案の意義を強調//野国連開催

2020年04月30日

 

29日、国会内で定例記者会見を行いました。

日本共産党と立国社(立憲民主、国民、社保、無所属フォーラム)の共同で、新型コロナウイルス感染症対策の補正予算の組み替え動議を提出したことについて、「この間、野党の役割として、政府の尻をたたいて前進させるという意味では、とても大きい」と述べたうえで、「国民の苦難に応えて、スピーディーに、なおかつ、大胆な財政支援という立場から行ったものだ」として「政府の尻を叩いて前進させるという野党の役割を発揮した大事な点だった」と強調。

 

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メディアの記者団から、臨時休校の長期化や大学入学時期を9月に変更の意見についてなどへの対応・見解の質問がありました。

私は、そういう議論の前にまず、コロナ感染症の影響を受けている大学生らへの支援を「抜本的に強化するべきだ」「教育権をどう守るのかという立場からの検証が必要だ」と指摘。
授業料減免や奨学金返済への支援、寮に入居できない問題、住居が確保できない問題、同時に授業が行われていない、キャンパスに入られない問題、アルバイトができない人への支援について「大学任せにするのではなく、国がきちんとした補償をすべきだ」と表明。

 

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定例の野国連(野党国対委員長連絡会)を開催。

補正予算案について、野党としては、大変不十分で、不満な点はあるが、今日の国家的な危機に鑑み賛成をすることを確認しました。
同時に、政府提出補正予算の「組み替え動議」をこれから出し、ぜひ不必要な予算を学生の支援や、家賃の方で困っている中小企業の方々への支援にお金を振り替えてもうことを、まず与党に賛同を求めることを再度確認しました。

新型コロナウイルス感染症の影響で、アルバイトができない、なくなるなどで経済的苦境に陥っている学生を支援する法律を作成する方針で一致。

私は、学費の減免と奨学金と生活援助を柱に急いでまとめあげようと提起。
各党の政策担当者会議で作業を進めることを確認しました。

 

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