共産党京都府委員会の「定例宣伝」@三条京阪、四条大宮
2020年03月29日
28日、日本共産党京都府委員会の「定例宣伝」で、水谷修・京都府会議員、河合よう子・京都市会議員とともに訴えました。
しんぶん赤旗に掲載された「新型コロナ Q&A」の冊子版を配布、とても好評でした。
私は、新型コロナ感染症対策に関して、まず、「政府が自粛要請をしたのだから、同時に、それによって苦境にたつ事業者・個人に直接支援を行い、営業と生活を補償することこそ求められる」と指摘し、「これは、政府や自治体の自粛要請を実効性あるものとし、感染拡大を防止するうえでも重要で、自粛要請と直接支援はセットでなければならない」と強調しました。
また、「この際、政治のより根本的なところに目を転じてみる必要がある」として、「爆発的に感染症が広がっているイタリアやスペイン、アメリカは、新自由主義、市場原理主義の優等生ともいうべき国で、医療や介護、社会保障をどんどん切り捨ててきた。これが感染拡大の温床となっている。
日本でも、424ある公的病院の統廃合をはじめ、新自由主義による構造改革を政府が進めてきており、いま『医療崩壊』ともいわれる事態に直面している。こうした政治のありようを根本から見直す必要がある」と指摘しました。
さらに、新年度政府予算には新型ウイルス対策費がそもそも入っていないことを指摘し、「思い切った予算措置をつけさせるよう野党が一致して予算組み替えを提案し、いま抜本的な緊急経済対策要求している」と紹介しました。
最後に、「感染拡大防止、抜本的な経済対策、国民生活を守るために全力をあげる」とともに、「先ほど水谷さん河合さんからもあったように、森友疑惑の改ざんで財務省職員を自殺に追い込み、その事実にもまともに向き会おうともしない安倍政権との対決をいささかも緩めるものではない」ことを訴えました。写真は、森友問題について訴える水谷修府議。
京都市議会での新型コロナ感染症対策での論戦を紹介する河合よう子市議。