衆院静岡４区補選・野党統一候補、田中健氏に一本化
2020年03月18日
17日、5野党（日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党、社会保障を立て直す国民会議）の書記局長・幹事長は、市民連合（安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合）と共同記者会見を行い、衆院静岡４区補選において元都議の田中健氏を野党統一候補として、政策確認文書に署名しました。日本共産党が擁立していた、しまづ幸広前衆院議員の立候補を取り下げました。
衆院静岡4区補欠選挙は、自民党の望月義夫元環境相の死去に伴い、4月14日告示・26日投開票で行われます。
確認文書は、昨年の参院選挙での「市民連合と立憲野党との13項目の共通政策」に加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と家計や中小企業の支援、浜岡原発の再稼働を認めないことを明記しています。
写真下が、「衆院静岡第4区に補欠選挙における政策確認文書」です。
会見に駆けつけ、予定候補として活動してきた、しまづ幸広前衆院議員は「何としても野党統一候補を実現し、自民党に議席を渡さず、安倍政治を終わらせる大きな一歩となると思い決断した。田中さんの勝利のために全力で頑張る」と決意表明しました。
田中氏は、「島津さんから私に一本化しようと言っていただき、感謝申し上げます」と述べ、「安倍政権や与党の長期政権によるゆがみやひづみが生まれる中で、何とか野党が統一して、この流れをストップさせる。大変、厳しい戦いになると思うが、野党と市民と連携して、必ず結果を出していきたい。先頭に立ってがんばっていきたい」と決意表明しました。
勝利をめざし、ガッチリと握手する、しまづ氏と田中氏。
