党国会議員団・「新型コロナウイルス対策本部」を設置

2020年01月29日

 

28日、中国・武漢を中心に広がる「新型コロナウイルス関連肺炎」の非常に深刻な影響が懸念されるもとで政府は「指定感染症」として閣議決定しました。

中国国内だけでなく、全世界に広がりつつあり、日本でも感染者が発生し、重大な事態になりつつあるなか、日本共産党国会議員団は「新型コロナウイルス対策本部」を設置し、第1回の会合を開きました。

 

IMG_4323 20200128 新型コロナウイルス対策本部

 

小池氏は、「緊急に求められることとして、①空港などでの水際の検疫体制の強化、専門医療機関、保健所の体制強化、②一般医療機関に対する情報提供と国民に対する丁寧な説明、③武漢から帰国した邦人への対応として、感染拡大を防止するとともに、調査・予防的な措置における人権への配慮、④観光産業を中心に深刻な打撃を受ける懸念のある経済支援」が必要と提起。

 

IMG_4317 20200128 新型コロナウイルス対策本部

 

本部長・小池晃書記局長(参院議員)、副本部長・倉林明子副委員長(参院議員)、高橋千鶴子衆院議員、武田良介参院議員と私事務局長・宮本徹衆院議員があたることを決めました。

 

IMG_4322 20200128 新型コロナウイルス対策本部

 

は、政府は国民に正確な情報と対応策について、「キチンと提供する必要がある。国会としても現在予算委員会が開かれているとはいえ、担当する厚生労働委員会で、政府からの説明を求める理事会を開催するなどが必要だ」と述べました。

今後、「新型コロナウイルス対策本部」として、政府から現状や対策のヒアリングを行うなど、地方議員団などと連携して対策強化をしていく予定です(なお、会合はメディアにフルオープンで行われました)。